レース展開

マラードザレコードが後続を引き連れる形、2番手に続くロンドンテソーロとシュピールカルテ

逃げたのはマラードザレコード。後続との差を1馬身ほど保って馬群を先導。2番手にロンドンテソーロとシュピールカルテが並ぶ。そのあと、シスルが4番手の絶好位につける。そこから少し離れたところにスーパーモリオンとショウナンガナドルが進む。その1馬身後ろ、クリノレオノールとスターペスマリアは中団前目。サーストンバーラム、ノーザンクリス、ステラルーチェらは中団後方の位置取り。後方5番手でじっくりと折り合いに専念するのはトウショウデュエルとアストロローグ。2馬身以上空いて、後方2番手の位置でじっと息を潜めているのはリュウシンベガス。殿にラニカイシチーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

妙高特別、マラードザレコードが天資の快足でハナを取ると、他馬の追撃を許さず悠々と逃げ切る

先頭はマラードザレコードでリードは2馬身以上。2番手にロンドンテソーロとシュピールカルテが続く。その直後、シスルが4番手。先行勢から少し離れたところにスーパーモリオンとショウナンガナドルが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、軽快に逃げ続ける1番人気のマラードザレコード。そのままマラードザレコードが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に3馬身半の差をつけてトップでゴールを駆け抜けた。2着には、中団前目の位置からビュッと切れる脚で猛追した14番人気のクリノレオノールが続き、2着とハナ差の3着には、4番手の位置から天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘したシスルが入った。そこから3/4馬身遅れた4着には、先行勢の後ろで直線を迎えたスーパーモリオンが入線、さらに1馬身1/4差の5着には、同じく先行勢の後ろにいたショウナンガナドルが食い込んだ。2番人気のロンドンテソーロは2番手にいたが最後一杯になって12着に敗れた。