2歳500万下

レース展開

ホッコービクトリーが隊列を牽引、その直後にナリタスレンダーが続く

ホッコービクトリーが果敢にハナを切り、リードを1馬身ほど確保してレースを引っ張っていく。単独の2番手にナリタスレンダーが続く。その後ろ、エイブルベガが3番手の絶好位につける。その直後、ミッキーチアフルとデューンは好位を確保。先団後ろのポジションにいるのはプリマフォルツァ、カシノネロ、イエロータキオンら3頭。その1馬身後ろ、リトルアマポーラは中団前目。ジョニーバローズは中団馬群の真ん中を追走。マリエンベルクは中団後方の位置。デンコウロブストは後方6番手に控えて他馬の出方をうかがう。オペラセリアは後方5番手に控えて虎視眈々と機をうかがう。後方5番手で腰を落ち着けて折り合いをつけるのはエーシンプリリードとドリームローズ。後方2番手の位置でじっと我慢して力をタメるのはリアルヴィクトリー。少し離れたシンガリにトミノジョーンズがいる隊列で最初のコーナーを通過。

リトルアマポーラが秀逸な決め脚を披露して前方の馬達を易々と抜き去る

先頭はホッコービクトリーでリードは2馬身以上。2番手にナリタスレンダーとエイブルベガが続く。その直後、ミッキーチアフルとデューンが4番手。1馬身離れて、プリマフォルツァとイエロータキオンが6番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、4番手から抜け出したのは2番人気のミッキーチアフル。そのまま押し切るかに思われたが、中団にいたリトルアマポーラが別次元の末脚を弾けさせ前にいた8頭を交わし、最後は後続に2馬身の差をつけてトップでゴールに飛び込んだ。2着には、4番手の位置から堅実に脚を伸ばした2番人気のミッキーチアフルが続き、2着と2馬身半差の3着には、同じく4番手の位置から天性の勝負根性でゴールまで力闘したデューンが入った。そこから3/4馬身遅れた4着には、後方4番手で直線を迎えた15番人気のオペラセリアが入線、さらにクビ差の5着には、先行勢の後ろにいたプリマフォルツァが食い込み、1番人気に推されたエイブルベガは2番手から辛抱強く脚を伸ばしたそこからクビ差の6着に敗れた。