第67回 毎日王冠 (G2)

レース展開

マイネルミラノが全馬を牽引、その直後を進むウインフルブルーム

マイネルミラノが先手を取る形となり、リードを1馬身ほど確保して集団を引っ張っていく。単独の2番手にウインフルブルームが続く。続いて、ディサイファ、ロゴタイプ、ロサギガンティアらが3番手の好位につける。ステファノス、クラレント、ダノンシャークらは中団後方の位置。少し離れて、アンビシャスは後方4番手に待機して虎視眈々と機をうかがう。後方3番手で腰を据えて運ぶのはルージュバック。後方2番手の位置で息を潜めて脚をタメるのはロンギングダンサー。ポツンと離れた殿にヒストリカルがいる隊列で最初のコーナーを通過。

毎日王冠、ルージュバックが弾丸の様な豪脚を見せて先行各馬を一気に飲み込む

先頭はマイネルミラノでリードは1馬身。単独の2番手にウインフルブルームが続く。その後ろ、ディサイファとロゴタイプが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、9番手から抜け出したのはアンビシャス。そのまま押し切るかに思われたが、後方2番手にいた1番人気のルージュバックが凄まじい末脚を弾けさせてアンビシャスを交わすと、最後はクビ差先着してトップでゴールインした。2着のアンビシャスから3馬身差の3着には、最後方の位置から切れ味のいい末脚を披露した11番人気のヒストリカルが入った。そこから1馬身1/4遅れた4着には、後方3番手で直線を迎えた12番人気のロンギングダンサーが入線した。2番人気のステファノスは中団後方にいたが伸びきれず5着に敗れた。