4歳以上C1

レース展開

ゴールドランタンとスツーカ

ゴールドランタンとスツーカが並んで先陣を切る恰好となり、後続との差を1馬身ほどキープして馬群を牽引。フージャオが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはフランセス。その1馬身後ろ、メイショウコウランは中団前寄り。ウポポイは中団馬群の真ん中あたりを追走。ウクライナアイズは中団後方の位置取り。ポッドヘイローは後方4番手に待機して前方各馬を見ながらの競馬。後方3番手で腰を据えて折り合いをつけるのはチャチャヒメ。後方2番手の位置でじっとして末脚を温存するのはブレーヴブラッド。どん尻にグランヴェルソーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ポッドヘイローが稲光の如き末脚を発揮して前の馬たちを次々と追い抜く

先頭はゴールドランタンでリードは1馬身。単独の2番手にスツーカが続く。そのあと、フージャオが3番手。1馬身離れて、ウポポイが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、6番手から抜け出したのはウクライナアイズ。そのまま押し切るかに思われたが、後方4番手にいたポッドヘイローが圧倒的な末脚を弾けさせ前にいた7頭を差し切り、最後は後続に1馬身半の差をつけて勝利を決めた。2着には、中団の位置から逸出した伸び脚で驀進したウクライナアイズが続き、2着と半馬身差の3着には、2番手の位置から力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったスツーカが入った。そこから3/4馬身遅れた4着には、中団前目で直線を迎えた2番人気のメイショウコウランが入線した。1番人気のチャチャヒメは後方2番手にいたがあとひと押しが足りず6着に敗れた。