第5回 フェブラリーハンデキャップ (G3)

レース展開

ビゼンマサルが集団をリードする展開、僅差の2番手にシクレノンセラビー、トウショウバイタル、ガルダンサーが続く

ビゼンマサルが逃げを打つ恰好となり、僅かなリードで馬群を引っ張っていく。2番手にシクレノンセラビー、トウショウバイタル、ガルダンサーらが並ぶ。続いて、スーパーファントム、ニッポータイガー、ローマンプリンス、トチノニシキらが5番手の好位につける。ミュージックマン、ハセムテキ、クラウンマーチ、セントセイマーらは中団後方の位置取り。殿にドウカンジョーとシャコーミキスキーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

フェブラリーH、ローマンプリンスが古豪の矜持を見せる様な躍動感溢れる走りで優勝

先頭はビゼンマサルでリードは半馬身。2番手にシクレノンセラビーが続く。その直後、スーパーファントム、トウショウバイタル、ガルダンサーらが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、中団後方にいたローマンプリンスが豪快に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、食い下がるニッポータイガーを半馬身退けて1着ゴールを果たした。2着のニッポータイガーからアタマ差の3着には、後方3番手の位置からキレのある末脚を繰り出したクラウンマーチが入った。そこから1馬身遅れた4着には、好位で直線を迎えた1番人気のスーパーファントムが入線、さらに1馬身半差の5着には、最後方にいたシャコーミキスキーが食い込んだ。2番人気のドウカンジョーは最後方にいたが伸びが甘くなり9着に敗れた。