第48回 アルゼンチン共和国杯 (G2)

レース展開

ドリームフライトが全馬を引っ張る形、その少し後ろに続くシルクネクサス

ドリームフライトが先頭に立ち、後続との差を2馬身以上キープして馬群を牽引。単独の2番手にシルクネクサスが続く。その後ろ、スリーオリオンとゴールデンハインドが3番手の好位につける。先団後ろのポジションにいるのはスマートステージとゴールデンメイン。その1馬身後ろ、トーセンジョーダンとグラスゴッドは中団前目。コスモヘレノスとレッドアゲートは中団馬群の真ん中付近を併走。マイネルスターリーは中団後方の位置取り。続いて、ジャミールが12番手。エアジパングとトウショウウェイヴは後方5番手に控えて進出の機を待つ。その少し後ろ、マキハタサイボーグは後方4番手で虎視眈々と機を待つ。後方3番手でジックリと折り合いに専念するのはシグナリオ。2馬身以上離れて、後方2番手の位置でじっと我慢して脚を溜めるのはトリビュートソング。少し離れた殿にカネトシソレイユがいる隊列で最初のコーナーを通過。

アルゼンチン共和国杯、トーセンジョーダンが中団前目からビュッと切れる決め脚を披露して先行各馬を一気に追い抜く

先頭はドリームフライトでリードは1馬身。2番手にシルクネクサスとゴールデンハインドが続く。そのすぐ後ろ、スリーオリオンが4番手。1馬身離れて、スマートステージ、グラスゴッド、コスモヘレノスらが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、中団前目にいた1番人気のトーセンジョーダンが次元の違う末脚を炸裂させ前にいた7頭を差し切り、最後は後続に1馬身3/4の差をつけてトップでゴールに飛び込んだ。2着には、中団後方の位置から目覚ましい伸びを見せた2番人気のジャミールが続き、2着とクビ差の3着には、先行勢の後ろの位置から切れ味鋭い末脚を繰り出したコスモヘレノスが入った。そこから1馬身3/4遅れた4着には、絶好位で直線を迎えたスリーオリオンが入線、さらに2馬身半差の5着には、後方5番手にいたエアジパングが食い込み、さらにそこから半馬身差の6着には14番人気のグラスゴッドが入った。