2歳新馬

レース展開

アドマイヤビーナスがハナに立つ展開、そのすぐ後ろを進むプリカジュール

逃げを打ったのはアドマイヤビーナス。リードを1馬身ほど確保してレースを引っ張っていく。単独の2番手にプリカジュールが続く。そのあと、トゥプエデスとパトリックが3番手の好位につける。その1馬身後ろ、ヤマカツシシマルとローザジルベルトは中団前目。エングレーバーは中団後方の位置取り。後方2番手の位置でじっとして脚をタメるのはボルンカズマとロフティネス。少し離れたしんがりにレイジングブレイズがいる隊列で最初のコーナーを通過。

エングレーバーが闘争本能を発揮してゴール際の横並びの競り合いを辛くも制す

先頭はアドマイヤビーナスでリードは1馬身。2番手にプリカジュールとパトリックが続く。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、2番手から抜け出したのはパトリック。そのまま押し切る態勢だったが、中団前目にいた1番人気のエングレーバーが強烈な末脚を爆発させてパトリックを捉えると、最後はハナ差だけ先んじてトップでゴールに飛び込んだ。2着のパトリックから1馬身1/4差の3着には、逃げ粘ったアドマイヤビーナスが入った。2番人気のローザジルベルトは中団後方にいたがいいところなく9着に敗れた。