フィリピン・トロフィー

レース展開

マルカタイセイが集団をリードする展開、直後の位置にムツノアイドルが取り付く

ハナを切ったのはマルカタイセイ。リードを1馬身ほどキープして一団を引っ張っていく。単独の2番手にムツノアイドルが続く。そのあと、センテンマリオンとホシワイスが3番手の好位につける。先団後ろのポジションにいるのはタレントダンサー。その1馬身後ろ、ミスティックエコーは中団前目。タニノビッグネームとエイシンフォーミラは中団馬群の真ん中を併走。コガネセンガンは中団後方の位置取り。そのすぐ後ろ、ダッシュアワー、ホーマンチカラ、ウインドマラドーナらが10番手。後方5番手で折り合いをつけるのはカミノチェリーとフリークフィールド。後方2番手の位置で力を溜めるのはチアズホープ。最後尾にヒラマツカゼがいる隊列で最初のコーナーを通過。

フィリピン・T、フリークフィールドが疾風の如き豪脚を見せて先行各馬を一気に追い抜く

先頭はマルカタイセイでリードは1馬身。単独の2番手にムツノアイドルが続く。その直後、ホシワイスが3番手。1馬身離れて、センテンマリオン、タレントダンサー、ミスティックエコーらが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、9番手から抜け出したのは13番人気のウインドマラドーナ。そのまま押し切る態勢だったが、後方3番手にいたフリークフィールドがグングンと末脚を伸ばしてウインドマラドーナを交わすと、最後はクビ差先着してトップでゴールを走り抜けた。2着のウインドマラドーナから半馬身差の3着には、後方3番手の位置から力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったホーマンチカラが入った。そこからクビ差遅れた4着には、10番手で直線を迎えたダッシュアワーが入線、さらに半馬身差の5着には、後方3番手にいたチアズホープが食い込んだ。1番人気のエイシンフォーミラは中団前目にいたが伸びあぐねて7着に敗れた。2番人気のホシワイスは絶好位にいたが最後一杯になって13着に敗れた。