第96回 京都記念 (G2)

レース展開

トウカイパルサーが後続を率いる形、その少し後ろを追走するマイソールサウンド

主導権を握ったのはトウカイパルサー。リードを2馬身以上保って集団を先導。単独の2番手にマイソールサウンドが続く。そのすぐ後ろ、ファイトコマンダーが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはアグネスフライトとトップコマンダー。その1馬身後ろ、イブキガバメント、ダービーレグノ、マイネルプレーリーらは中団前寄り。ビッグゴールドは中団馬群のど真ん中を追走。ノーリーズン、ユウワンプラテクト、カネトシオペラクンらは中団後方の位置。後方5番手で腰を落ち着けて折り合いをつけるのはトシザブイとサンライズジェガー。後方2番手の位置で息を潜めて脚をタメるのはローマンエンパイア。少し離れた最後尾にファストタテヤマがいる隊列で最初のコーナーを通過。

京都記念、マイソールサウンドがスタートの速さを駆使した終始前目追走の内容で重賞2勝目を挙げる

先頭はトウカイパルサーでリードは2馬身以上。単独の2番手にマイソールサウンドが続く。そのあと、ファイトコマンダーが3番手。1馬身離れて、アグネスフライト、トップコマンダー、マイネルプレーリーらが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、2番手にいたマイソールサウンドが一完歩ずつ確実に前との差を詰めて先頭に立ち、最後は前に迫る勢いで追い迫ったイブキガバメントをクビ差で封じて勝利を挙げた。2着のイブキガバメントからクビ差の3着には、逃げ粘ったトウカイパルサーが入った。そこから3/4馬身遅れた4着には、先行勢の後ろで直線を迎えたマイネルプレーリーが入線、さらにクビ差の5着には、中団後方にいた2番人気のノーリーズンが食い込んだ。1番人気のローマンエンパイアは後方2番手にいたがあとひと押しが足りず13着に敗れた。