マイソールサウンド（1999年生、母チアズスミレ）

マイソールサウンド（1999年4月8日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のタマモクロス（当時15歳）と交配したチアズスミレが5歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は長田ファーム。戦績は、中央平地47戦8勝2着3回。2005年の阪神大賞典(G2)に勝利した他、2003年の京都記念(G2)を制するなど、重賞5勝を挙げた。

経歴

デビュー前

西浦勝一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2001年）

11月24日、デビュー戦は本田優騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は488kg。13頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のロードグランディスを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

12月16日、中2週で迎えた2戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの中京2歳ステークス（中京芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい12着に終わった。

3歳（2002年）

2月3日、中6週で迎えた3戦目は、3歳500万下の梅花賞（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は本田優騎手（1戦1勝）。13頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で猛進したが、伸びてきたナムラサンクス決め手に屈してハナ差の2着となった。

2月17日、中1週で迎えた4戦目は、3歳500万下のつばき賞（京都芝2000m 小雨/良）に出走。鞍上は角田晃一騎手（1戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

3月9日、中2週で迎えた5戦目は、3歳500万下のゆきやなぎ賞（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は本田優騎手（2戦1勝）。13頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

3月23日、中1週で迎えた6戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（阪神芝2200m 晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。ハナに立ち、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のスタミナで最後まで敢闘したが、ダンツシェイクに半馬身交わされて2着となった。

4月20日、中3週で迎えた7戦目は、3歳500万下のムーニーバレーレーシングクラブ賞（京都芝2400m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋守騎手（1戦0勝）。15頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい8着に敗れた。

5月11日、中2週で迎えた8戦目は、3歳500万下（京都芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は本田優騎手（3戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のアクトナチュラリーに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月2日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、3歳1000万下の白百合ステークス（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田優騎手（4戦2勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、ぐんぐんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のトシザダンサーに1馬身1/4の差をつけて1着ゴールを果たした。

9月22日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg戻して迎えた10戦目は、3歳G2の神戸新聞杯（阪神芝2000m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で本田優騎手（5戦3勝）。16頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が悪くなり12着に終わった。

10月19日、中3週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた11戦目は、3歳以上1600万下の比叡ステークス（京都芝2400m 外回り小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で本田優騎手（6戦3勝）。14頭立ての5番人気で大外14番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

11月17日、中3週で迎えた12戦目は、3歳以上1600万下の古都ステークス（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で本田優騎手（7戦3勝）。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたトーセンダンディ決め手に屈してハナ差の2着に惜敗した。

12月7日、中2週で迎えた13戦目は、G3の中日新聞杯（中京芝1800m 小雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で本田優騎手（8戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のバンブーユベントスをクビ差振り切って重賞ウィナーの称号を奪取した。

4歳（2003年）

1月19日、中5週で迎えた14戦目は、ハンデG2の日経新春杯（京都芝2400m 外回り小雨/良）に出走。鞍上は7戦連続で本田優騎手（9戦4勝）。13頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が衰えて9着に終わった。

2月22日、中4週で迎えた15戦目は、G2の京都記念（京都芝2200m 外回り雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で本田優騎手（10戦4勝）。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ確実に前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のイブキガバメントをクビ差振り切って重賞2勝目を挙げた。

4月6日、中5週で迎えた16戦目は、G2の産経大阪杯（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で本田優騎手（11戦5勝）。15頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

5月31日、中7週で迎えた17戦目は、G2の金鯱賞（中京芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は石橋守騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

6月29日、中3週で迎えた18戦目は、G1の宝塚記念（阪神芝2200m 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は本田優騎手（12戦5勝）。17頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、後続を2馬身以上離して、タフなペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り16着に終わった。

10月25日、約4か月の休養明けで迎えた19戦目は、ハンデ戦でオープンのオパールステークス（京都芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田優騎手（13戦5勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

11月23日、中3週で迎えた20戦目は、G1のマイルチャンピオンシップ（京都芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で本田優騎手（14戦5勝）。18頭立ての15番人気で16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず11着に終わった。

12月13日、中2週で迎えた21戦目は、G3の中日新聞杯（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で本田優騎手（15戦5勝）。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入った。

5歳（2004年）

1月5日、中2週で迎えた22戦目は、ハンデG3の京都金杯（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で本田優騎手（16戦5勝）。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では長く末脚を持続させて先頭に立ち、最後は2着のサイドワインダーをクビ差振り切って3つ目の重賞タイトルを手中に収めた。

2月29日、中7週で迎えた23戦目は、G2の中山記念（中山芝1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は6戦連続で本田優騎手（17戦6勝）。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

4月17日、中6週で迎えた24戦目は、G2のマイラーズカップ（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で本田優騎手（18戦6勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のローエングリンを半馬身振り切って4つ目の重賞タイトルを奪取した。

6月6日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた25戦目は、G1の安田記念（東京芝1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で本田優騎手（19戦7勝）。18頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びが劣勢になり15着に敗れた。

10月10日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から12kg絞って迎えた26戦目は、G2の毎日王冠（東京芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で本田優騎手（20戦7勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

10月31日、中2週で迎えた27戦目は、G1の天皇賞（秋）（東京芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で本田優騎手（21戦7勝）。17頭立ての17番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が衰えて15着に終わった。

11月21日、中2週で迎えた28戦目は、G1のマイルチャンピオンシップ（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で本田優騎手（22戦7勝）。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚勢が衰えて13着に終わった。

12月12日、中2週で迎えた29戦目は、ハンデG3の鳴尾記念（阪神芝2000m 雨/良）に出走。鞍上は12戦連続で本田優騎手（23戦7勝）。15頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。

6歳（2005年）

1月16日、中4週で迎えた30戦目は、ハンデG2の日経新春杯（京都芝2400m 外回り曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で本田優騎手（24戦7勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバタバタになってしまい7着に敗れた。

2月19日、中4週で迎えた31戦目は、G2の京都記念（京都芝2200m 外回り雨/重）に出走。鞍上は14戦連続で本田優騎手（25戦7勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら6番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、4着に入り込んだ。

3月20日、中3週で迎えた32戦目は、G2の阪神大賞典（阪神芝3000m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で本田優騎手（26戦7勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では長く末脚を持続させて先頭をうかがい、最後は2着のアイポッパーをクビ差振り切って5つ目の重賞タイトルをつかんだ。

5月1日、中5週で迎えた33戦目は、G1の天皇賞（春）（京都芝3200m 外回り小雨/良）に出走。鞍上は16戦連続で本田優騎手（27戦8勝）。18頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して8番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

10月9日、約5か月半の休み明けで迎えた34戦目は、G2の京都大賞典（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で本田優騎手（28戦8勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が悪くなり8着に敗れた。

11月6日、中3週で迎えた35戦目は、ハンデG2のアルゼンチン共和国杯（東京芝2500m 雨/良）に出走。鞍上は18戦連続で本田優騎手（29戦8勝）。18頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が悪くなり11着に終わった。

11月27日、中2週で迎えた36戦目は、G1のジャパンカップ（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で本田優騎手（30戦8勝）。18頭立ての18番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では速い脚を使えず15着に終わった。

12月25日、中3週で迎えた37戦目は、G1の有馬記念（中山芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で本田優騎手（31戦8勝）。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚が上がってしまい16着に終わった。

7歳（2006年）

7月23日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた38戦目は、ハンデG3の函館記念（函館芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は角田晃一騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。最後は減速してしまい16着に終わった。

8月20日、中3週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた39戦目は、G2の札幌記念（札幌芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は本田優騎手（32戦8勝）。15頭立ての10番人気で16番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて12着に終わった。

10月8日、中6週で迎えた40戦目は、G2の京都大賞典（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田優騎手（33戦8勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい8着に終わった。

11月25日、中6週で迎えた41戦目は、G1のジャパンカップダート（東京ダート2100m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は角田晃一騎手（3戦0勝）。15頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では末脚が冴えず15着に終わった。

8歳（2007年）

2月17日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた42戦目は、G2の京都記念（京都芝2200m 外回り雨/稍重）に出走。鞍上は本田優騎手（34戦8勝）。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ6着に敗れた。

3月18日、中3週で迎えた43戦目は、G2の阪神大賞典（阪神芝3000m 晴/良）に出走。鞍上は角田晃一騎手（4戦0勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

4月29日、中5週で迎えた44戦目は、G1の天皇賞（春）（京都芝3200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で角田晃一騎手（5戦0勝）。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では伸びを欠き16着に終わった。

6月24日、中7週で迎えた45戦目は、G1の宝塚記念（阪神芝2200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で角田晃一騎手（6戦0勝）。18頭立ての18番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。最後は垂れてしまい16着に終わった。

7月22日、中3週で迎えた46戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、ハンデG3の函館記念（函館芝2000m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり5着に終わった。

8月4日、中1週で迎えた47戦目は、ハンデ戦でオープンのみなみ北海道ステークス（函館芝2600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。先手を取り、平均的なペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では最後まで息が続かず12着に敗れた。