第42回 函館記念 (G3)

レース展開

ストーミーカフェが隊列を率いる展開、2番手を追走するシャーディーナイス

ストーミーカフェが先頭に立つ格好となり、後続との差を1馬身ほどキープしてレースを牽引。単独の2番手にシャーディーナイスが続く。続いて、ブルートルネード、ニシノデュー、マイソールサウンドらが3番手の好位につける。その1馬身後ろ、エアシェイディ、サクラゲイル、セフティーエンペラらは中団やや前。タガノデンジャラス、エリモハリアー、トウショウナイト、ユキノサンロイヤルらは中団後方の位置。マヤノライジンは後方4番手に控えて他馬の様子をうかがいながらの競馬。後方3番手で腰を落ち着けて折り合い重視で運ぶのはシェイクマイハート。後方2番手の位置で力をタメるのはマチカネメニモミヨ。少し離れた最後尾にアスクジュビリーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

函館記念、エリモハリアーが古馬の地力を示す様な迫力十分の走りで連覇達成

先頭はストーミーカフェでリードは体半分。2番手にニシノデューが続く。そのすぐ後ろ、ブルートルネードとエアシェイディが3番手。1馬身離れて、タガノデンジャラス、エリモハリアー、マヤノライジンらが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、3番手から抜け出したのは2番人気のエアシェイディ。そのまま押し切る態勢だったが、先行勢の後ろにいた1番人気のエリモハリアーが鮮烈な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は後続に1馬身の差をつけて勝利を手にした。2着には、3番手の位置から堅実な伸びを見せた2番人気のエアシェイディが続き、2着と3/4馬身差の3着には、先行勢の後ろの位置から長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったマヤノライジンが入った。そこからクビ差遅れた4着には、後方3番手で直線を迎えたアスクジュビリーが入線、さらに2馬身差の5着には、中団前目にいたシェイクマイハートが食い込んだ。