エリモハリアー（2000年生、母エリモハスラー）

エリモハリアー（2000年3月21日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋車名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のジェネラス（当時12歳）と交配したエリモハスラーが13歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道幌泉郡えりも町、生産者は（有）エクセルマネジメント。戦績は、中央平地63戦9勝2着7回。2005年、2006年、2007年と函館記念(ハンデG3)を3連覇した他、2007年のオールカマー(G2)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

田所秀孝厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2002年）

11月9日、デビュー戦は河内洋騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は456kg。14頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた2戦目は、2歳新馬（京都芝2000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で河内洋騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。

12月7日、中1週で迎えた3戦目は、渡辺薫彦騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝2000m 小雨/良）に出走。16頭立ての11番人気で大外16番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

3歳（2003年）

1月19日、中5週で迎えた4戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したスプリングゲントに半馬身届かず2着となった。

2月2日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島信二騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

2月9日、連闘で迎えた6戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で川島信二騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを12番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に敗れた。

8月10日、約6か月の休養明けで迎えた7戦目は、北村浩平騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝2000m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。15頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。

8月23日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（札幌芝1800m 小雨/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で北村浩平騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のシルクロゼットに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月5日、中5週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下（札幌芝2000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で北村浩平騎手（2戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、スローペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

10月26日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（福島芝1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で北村浩平騎手（3戦1勝）。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線に入ると、前で粘るパドカトルを猛烈な末脚でアタマ差だけ差し切って2勝目を収める

11月9日、中1週で迎えた11戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の北大路特別（京都芝2000m 曇/良）に出走。13頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

11月22日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上1000万下（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は北村浩平騎手（4戦2勝）。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

12月27日、中4週で迎えた13戦目は、本田優騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の名古屋日刊スポーツ杯（中京芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

4歳（2004年）

1月11日、中1週で迎えた14戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の稲荷特別（京都芝2200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田優騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に敗れた。

1月18日、連闘で迎えた15戦目は、4歳以上1000万下のリユウフオーレルメモリアル（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で本田優騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

4月10日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた16戦目は、4歳以上1000万下の飯坂特別（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は北村浩平騎手（5戦2勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。

4月25日、中1週で迎えた17戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1000万下の紫野特別（京都芝1800m 外回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

5月2日、連闘で迎えた18戦目は、4歳以上1000万下のイナリワンメモリアル（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でM.デムーロ騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

5月30日、中3週で迎えた19戦目は、4歳以上1000万下の有松特別（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は北村浩平騎手（6戦2勝）。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。

6月13日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上1000万下のミホノブルボンメモリアル（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村浩平騎手（7戦2勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のメイショウアカシを3/4馬身振り切って3勝目を手に入れた。

7月4日、中2週で迎えた21戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下のマルゼンスキーメモリアル（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で北村浩平騎手（8戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。最後はマイネルリバティーと並んで2着同着となった。

7月31日、中3週で迎えた22戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の九州スポーツ杯（小倉芝1800m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったアドマイヤテレサにねじ伏せられて半馬身差の2着に敗北した。

8月15日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上1000万下の日高特別（札幌芝2000m 雨/良）に出走。鞍上は北村浩平騎手（9戦3勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のタニノボルガに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

9月26日、中5週で迎えた24戦目は、3歳以上1000万下のHTB賞（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村浩平騎手（10戦4勝）。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月16日、中2週で迎えた25戦目は、3歳以上1000万下の北野特別（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で北村浩平騎手（11戦4勝）。13頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のカノヤバトルクロスをハナ差振り切って勝利を手に入れた。

11月14日、中3週で迎えた26戦目は、ハンデG3の福島記念（福島芝2000m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続で北村浩平騎手（12戦5勝）。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びを欠き9着に敗れた。

5歳（2005年）

4月2日、約4か月半の休み明けで迎えた27戦目は、4歳以上1600万下の道頓堀ステークス（阪神芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は本田優騎手（3戦0勝）。18頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に敗れた。

4月16日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上1600万下の難波ステークス（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田優騎手（4戦0勝）。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位には届かず8着に敗れた。

5月14日、中3週で迎えた29戦目は、4歳以上1600万下の下鴨ステークス（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は北村浩平騎手（13戦5勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

6月4日、中2週で迎えた30戦目は、4歳以上1600万下の関ケ原ステークス（中京芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で北村浩平騎手（14戦5勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、抜け出したクラクエンチーフを捕まえ切れず、ハナ差の2着となった。

6月25日、中2週で迎えた31戦目は、3歳以上1600万下のストークステークス（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で北村浩平騎手（15戦5勝）。13頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入った。

7月10日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた32戦目は、巴賞（函館芝1800m 雨/不良）に出走。鞍上は本田優騎手（5戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のブルートルネードを3/4馬身振り切って6勝目をつかんだ。

7月24日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた33戦目は、ハンデG3の函館記念（函館芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は北村浩平騎手（16戦5勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るブルートルネードを豪快な末脚で交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて重賞ウィナーの称号を手にした。

8月21日、中3週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた34戦目は、G2の札幌記念（札幌芝2000m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村浩平騎手（17戦6勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

9月10日、中2週で迎えた35戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、G3の朝日チャレンジカップ（阪神芝2000m 曇/良）に出走。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したワンモアチャッターを捕まえ切れず、クビ差の2着となった。

10月9日、中3週で迎えた36戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、G2の毎日王冠（東京芝1800m 曇/稍重）に出走。17頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

11月5日、中3週で迎えた37戦目は、カシオペアステークス（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は北村浩平騎手（18戦6勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたアサカディフィート決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

11月26日、中2週で迎えた38戦目は、G3の京阪杯（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村浩平騎手（19戦6勝）。18頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、6着に終わった。

6歳（2006年）

5月27日、約6か月の休養明けで迎えた39戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、G2の金鯱賞（中京芝2000m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

7月9日、中5週で迎えた40戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、巴賞（函館芝1800m 曇/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では堅実な伸びを見せたが、抜け出したモノポールにクビ差届かず2着に甘んじた。

7月23日、中1週で迎えた41戦目は、ハンデG3の函館記念（函館芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安藤勝己騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のエアシェイディに1馬身の差をつけて連覇達成

8月20日、中3週で迎えた42戦目は、G2の札幌記念（札幌芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安藤勝己騎手（2戦1勝）。15頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

7歳（2007年）

7月8日、約10か月半の休み明けで迎えた43戦目は、巴賞（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は武幸四郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら7番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に敗れた。

7月22日、中1週で迎えた44戦目は、ハンデG3の函館記念（函館芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武幸四郎騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のロフティーエイムに1馬身の差をつけて4連覇達成

9月2日、中5週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた45戦目は、G2の札幌記念（札幌芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で武幸四郎騎手（3戦1勝）。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい8着に敗れた。

9月23日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた46戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、G2のオールカマー（中山芝2200m 外回り曇/良）に出走。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を繰り出し、3着に入った。

10月7日、中1週で迎えた47戦目は、G2の毎日王冠（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を披露し、4着に入り込んだ。

11月25日、中6週で迎えた48戦目は、G1のジャパンカップ（東京芝2400m 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は武幸四郎騎手（4戦1勝）。18頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

8歳（2008年）

5月31日、約6か月半の休養明けで迎えた49戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、G2の金鯱賞（中京芝2000m 小雨/稍重）に出走。17頭立ての17番人気で16番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではいいところがなく16着に終わった。

7月27日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた50戦目は、ハンデG3の函館記念（函館芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は武幸四郎騎手（5戦1勝）。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露したが、4着に終わった。

8月31日、中4週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた51戦目は、ハンデG3の新潟記念（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武幸四郎騎手（6戦1勝）。18頭立ての5番人気で大外18番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚を伸ばせず15着に敗れた。

9月15日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた52戦目は、G3の朝日チャレンジカップ（阪神芝2000m 小雨/良）に出走。鞍上は四位洋文騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず9着に敗れた。

9月28日、中1週で迎えた53戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、G2のオールカマー（中山芝2200m 外回り曇/良）に出走。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた54戦目は、G2の毎日王冠（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は吉田豊騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では切れる脚を使えず16着に終わった。

11月2日、中2週で迎えた55戦目は、G1の天皇賞（秋）（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（3戦0勝）。17頭立ての17番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり13着に終わった。

9歳（2009年）

7月12日、約8か月半の休み明けで迎えた56戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、ハンデG3の七夕賞（福島芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に終わった。

8月2日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた57戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、ハンデG3の小倉記念（小倉芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての17番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、18番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを16番手で通過。直線では強靭な末脚を披露し、5着に入り込んだ。

8月30日、中3週で迎えた58戦目は、ハンデG3の新潟記念（新潟芝2000m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤哲三騎手（1戦0勝）。18頭立ての16番人気で大外18番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。最後は脚を失くしてしまい18着に終わった。

9月12日、中1週で迎えた59戦目は、G3の朝日チャレンジカップ（阪神芝2000m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤哲三騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では決め手が足りず12着に終わった。

10歳（2010年）

5月29日、約8か月半の休養明けで迎えた60戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、G2の金鯱賞（京都芝2000m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

6月19日、中2週で迎えた61戦目は、ハンデ戦でオープンの函館競馬場グランドオープン記念（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井学騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では末脚に勢いがなく16着に終わった。

7月11日、中2週で迎えた62戦目は、ハンデG3の七夕賞（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井学騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く14着に終わった。

7月25日、中1週で迎えた63戦目は、ハンデG3の函館記念（函館芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で酒井学騎手（3戦0勝）。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚にキレが無く13着に終わった。