タイランドカップ

レース展開

マルモレイナが馬群を牽引、直後の2番手にサイモンゼーレが続く

マルモレイナが敢然と先頭に立ち、後続との差を1馬身ほど確保してレースを牽引。単独の2番手にサイモンゼーレが続く。その後ろ、アーデルワイゼ、パッポーネ、ゼアブラヴらが3番手の好位につける。先団後ろのポジションにいるのはピュアコンチェルト。その1馬身後ろ、タガノタイト、シセイカスガ、ゴールドケープらは中団やや前。ワンダーアマービレとスズカフロンティアは中団後方の位置取り。アストロノーティカとスイーズドリームスは後方5番手に待機して他馬の様子を見ながらの競馬。後方5番手で腰を据えて折り合い重視で運ぶのはアルパーシャンとアサケハーツ。後方2番手の位置で力を温存するのはハリー。シンガリにバレンティーノがいる隊列で最初のコーナーを通過。

タイランドC、スイーズドリームスが別次元の決め脚を炸裂させてライバルたちを一刀両断

先頭はマルモレイナでリードは1馬身。単独の2番手にサイモンゼーレが続く。その後ろ、アーデルワイゼ、パッポーネ、ゼアブラヴらが3番手。1馬身離れて、ピュアコンチェルトが6番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、6番手から抜け出したのはピュアコンチェルト。そのまま押し切る態勢だったが、後方4番手にいた2番人気のスイーズドリームスが次元の違う末脚を炸裂させ前にいた12頭をごぼう抜きし、最後は後続に1馬身1/4の差をつけて勝利を挙げた。2着には、先行勢の後ろの位置からシャープな伸び脚で猛進したピュアコンチェルトが続き、2着とクビ差の3着には、逃げ粘ったマルモレイナが入った。そこから2馬身半遅れた4着には、中団後方で直線を迎えたワンダーアマービレが入線、さらにクビ差の5着には、2番手にいたサイモンゼーレが食い込み、さらにそこから半馬身差の6着にはタガノタイトが入った。1番人気のアーデルワイゼは好位にいたが失速して13着に敗れた。