第43回 京都大賞典 (G2)

レース展開

マンハッタンスカイが後続を牽引、少し離れた2番手に続くポップロック

マンハッタンスカイが果敢にハナを切り、後続との差を2馬身以上確保して一団を牽引。単独の2番手にポップロックが続く。その後ろ、テキサスイーグルとマキハタサイボーグが3番手の好位につける。その1馬身後ろ、アイポッパーとアドマイヤジュピタは中団前寄り。トーホウアランは中団後方の位置。後方3番手で腰を落ち着けて折り合いに専念するのはアルナスライン。後方2番手の位置で脚をタメるのはメイショウカチドキ。しんがりにアドマイヤモナークがいる隊列で最初のコーナーを通過。

京都大賞典、トーホウアランが中団後方からキレのある差し脚を発揮して前方の馬達を一気に交わす

先頭はマンハッタンスカイでリードは半馬身。2番手にポップロックが続く。そのあと、アイポッパーとマキハタサイボーグが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、中団後方にいたトーホウアランがきちんと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は懸命に食らいつくアドマイヤモナークを半馬身退けて1着ゴールを果たした。2着のアドマイヤモナークからアタマ差の3着には、3番手の位置から天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したアイポッパーが入った。1番人気のアルナスラインは最後方にいたが伸びが甘くなり5着に敗れた。2番人気のアドマイヤジュピタは中団前目にいたが最後一杯になって9着に敗れた。