オクトーバーステークス

レース展開

ブラックシールドが後続を引き連れる形、2番手に続くグランドカリナン、マイネルモーント、スパイダーゴールド

ブラックシールドが敢然と端をきり、リードを1馬身ほど保って集団を先導。2番手にグランドカリナン、マイネルモーント、スパイダーゴールドらが並ぶ。そのすぐ後ろ、ギャラクシーナイト、メリオーレム、ウエストナウらが5番手の好位につける。その1馬身後ろ、オクタヴィアヌスは中団やや前。ウインエーデルとトーセンリョウは中団馬群の丁度真ん中を併走。セレシオンとワイドエンペラーは中団後方の位置取り。ボーンディスウェイとエープラスは後方5番手で前方各馬の出方をうかがう。どん尻にシルブロン、ニシノレヴナント、ラスカンブレス、サクセスシュートらがいる隊列で最初のコーナーを通過。

オクトーバーS、ニシノレヴナントが雷光の様な差し脚を繰り出して前の各馬を次々と交わす

先頭はブラックシールドでリードは1馬身。単独の2番手にスパイダーゴールドが続く。そのすぐ後ろ、グランドカリナンとメリオーレムが3番手。1馬身離れて、ギャラクシーナイトとマイネルモーントが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、9番手から抜け出したのはトーセンリョウ。そのまま押し切る態勢だったが、後方3番手にいたニシノレヴナントが次元の違う末脚を炸裂させ前にいた13頭をごぼう抜きし、最後は後続に2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。2着には、中団の位置から素晴らしい伸び脚で猛進したトーセンリョウが続き、2着と半馬身差の3着には、後方3番手の位置から稲妻の如き末脚を繰り出したボーンディスウェイが入った。そこからクビ差遅れた4着には、中団後方で直線を迎えたワイドエンペラーが入線、さらに半馬身差の5着には、先行勢の後ろにいたマイネルモーントが食い込み、さらにそこから1馬身1/4差の6着には18番人気のスパイダーゴールドが入った。1番人気のラスカンブレスは最後方にいたが伸びあぐねて17着に敗れた。2番人気のオクタヴィアヌスは中団前目にいたがいいところなく11着に敗れた。