第131回 目黒記念 (G2)

レース展開

メイショウカドマツが一団を率いる展開、そのやや後ろをマイネルサージュが追走

メイショウカドマツが敢然とにハナを切り、後続との差を5馬身以上保ってレースを進める。単独の2番手にマイネルサージュが続く。その後ろ、シルクドリーマーが3番手の絶好位につける。その直後、ハッピーモーメントは好位を確保。続いて、クリプトグラムが好位の一角を形成。先団後ろのポジションにいるのはモンドインテロとウムブルフ。2馬身以上離れて、ヴォルシェーブとレコンダイトは中団前目。サラトガスピリット、カフジプリンス、フェイムゲームらは中団後方の位置。アルターとトルークマクトは後方5番手に控えて進出の機をうかがう。ムスカテールは後方4番手で前方各馬をうかがいながらの競馬。後方3番手で腰を据えて折り合いをつけるのはヒットザターゲット。その2馬身以上後ろ、後方2番手の位置でゆっくりと構えるのはラニ。シンガリにワンアンドオンリーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

目黒記念、フェイムゲームが古馬の地力を見せる様な迫力満点の走りで5つ目の重賞タイトルをゲット

先頭はメイショウカドマツでリードは半馬身。2番手にマイネルサージュが続く。その直後、シルクドリーマーとハッピーモーメントが3番手。1馬身離れて、モンドインテロとウムブルフが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、9番手から抜け出したのは1番人気のヴォルシェーブ。そのまま押し切るかに見えたが、中団後方にいたフェイムゲームが次元の違う末脚を炸裂させてヴォルシェーブを差し切ると、最後は半馬身の差をつけて勝利を掴み取った。2着のヴォルシェーブから2馬身差の3着には、3番手の位置からゴールまでジンワリと伸びたハッピーモーメントが入った。そこから1馬身遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたクリプトグラムが入線、さらにクビ差の5着には、同じく中団前目にいた17番人気のレコンダイトが食い込み、さらにそこから3/4馬身差の6着にはシルクドリーマーが入った。2番人気のウムブルフは先行勢の後ろにいたがいいところなく9着に敗れた。