サンタアニタトロフィートライアル

レース展開

アメリカンシードが先陣を切る形、そのあとに続くタブラオ

主導権を奪ったのはアメリカンシード。後続との差を1馬身ほどキープして馬群を牽引。単独の2番手にタブラオが続く。そのすぐ後ろ、ユーアオンフリークが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはブルグミューラーとベニッシモ。その1馬身後ろ、グレートジャーニーは中団前め。ビシャモンテンは中団馬群の丁度真ん中を追走。メーサンデュラントは中団後方の位置取り。その後ろ、ハリウッドヒルズが9番手。続いて、エイシンピストンが10番手。マイケルマキシマスは後方5番手に待機して他馬の様子を見ながらの競馬。ワセダハーツは後方4番手に控えて前方各馬を見ながらの競馬。後方3番手でじっくりと折り合いに専念するのはイルヴェント。後方2番手の位置で悠然と構えるのはダイバリオン。殿にゲットアップがいる隊列で最初のコーナーを通過。

サンタアニタトロフィートライアル、ユーアオンフリークが自慢の先行力を活かした好位追走のスタイルで10勝目を達成

先頭はアメリカンシードでリードは1馬身。単独の2番手にユーアオンフリークが続く。その直後、タブラオが3番手。そのあと、ブルグミューラーが4番手。1馬身離れて、マイケルマキシマスが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、2番手にいた1番人気のユーアオンフリークが凄まじい末脚を弾けさせて突き抜け、最後は後続に3馬身の差をつけて勝利を掴んだ。2着には、中団後方の位置からビュッとキレる脚を見せたエイシンピストンが続き、2着とアタマ差の3着には、3番手の位置から力強い脚運びでゴールまで頑張ったタブラオが入った。そこから半馬身遅れた4着には、好位で直線を迎えたブルグミューラーが入線、さらに1馬身半差の5着には、中団にいたメーサンデュラントが食い込んだ。2番人気のマイケルマキシマスは先行勢の後ろにいたが最後一杯になって11着に敗れた。