4歳以上400万下

レース展開

パンドラスボックスが隊列を引き連れる展開、その半馬身後ろにシカゴシチーが続く

端をきったのはパンドラスボックス。体半分のリードで馬群を牽引。2番手にシカゴシチーが続く。少し差があって、ブランドマーテル、コクサイルーカス、サクラソブリンらが3番手の好位につける。その1馬身後ろ、グロウヨドワンとトリックスターは中団前寄り。サクラステルスとグランドアモンは中団馬群の真ん中あたりを併走。アイネスグリーン、カイソクダンデー、ベラロマーナらは中団後方の位置取り。後方2番手の位置でひっそりと力を温存するのはターボボーイとライトアート。最後尾にスーパーナリオンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

グロウヨドワンが後続を置き去りにする鎧袖一触の強さを見せて下馬評通りの実力を証明

先頭はシカゴシチーでリードは半馬身。2番手にグロウヨドワンが続く。そのあと、トリックスターが3番手。先行勢から少し離れたところにコクサイルーカス、サクラソブリン、グランドアモン、ベラロマーナらが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、2番手にいた1番人気のグロウヨドワンが次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は後続に約10馬身の大差をつけてトップでゴールを駆け抜けた。2着には、3番手の位置から矢のような伸びを見せた2番人気のトリックスターが続き、2着と4馬身差の3着には、途中から先頭に立ったシカゴシチーが入った。そこからクビ差遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたライトアートが入線、さらに1馬身1/4差の5着には、先行勢の後ろにいた12番人気のグランドアモンが食い込んだ。