第36回 函館記念 (G3)

レース展開

ダイワカーリアンが一団を率いる展開、そのすぐ後ろにエアギャングスターが取り付く

ダイワカーリアンが先手を取る形となり、リードを1馬身ほどキープして集団を牽引。単独の2番手にエアギャングスターが続く。続いて、エリモセントラルが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはサクラナミキオーとアドマイヤコジーン。その1馬身後ろ、メジロロンザンは中団前め。オースミタイカンとセンターフレッシュは中団馬群の真ん中あたりを併走。ロードサクセサーとクラフトマンシップは中団後方の位置取り。その後ろ、インターフラッグが11番手。ブリリアントロードは後方5番手で進出の機を待つ。後方5番手で腰を落ち着けて折り合いに専念するのはドラゴンマンボとミヤギロドリゴ。後方2番手の位置で息を潜めて末脚を温存するのはレガシーハンター。シンガリにグレートサクセスがいる隊列で最初のコーナーを通過。

函館記念、クラフトマンシップが低かった下馬評を物ともしない渾身の走りで勝利を手にする

先頭はエアギャングスターでリードは体半分。2番手にダイワカーリアンが続く。そのあと、サクラナミキオーが3番手。先行勢から少し離れたところにエリモセントラルとアドマイヤコジーンが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、6番手から抜け出したのはオースミタイカン。そのまま押し切る態勢だったが、中団後方にいた14番人気のクラフトマンシップが驚異的な末脚を弾けさせてオースミタイカンを差し切ると、最後は3/4馬身の差をつけて勝利を決めた。2着のオースミタイカンから半馬身差の3着には、途中から先頭に立ったエアギャングスターが入った。そこからハナ差遅れた4着には、絶好位で直線を迎えたサクラナミキオーが入線、さらにクビ差の5着には、11番手にいたブリリアントロードが食い込んだ。1番人気のアドマイヤコジーンは先行勢の後ろにいたが見せ場なく6着に敗れた。