神奈川新聞杯

レース展開

フランスゴデイナが一団を引き連れる形、そのあとにライラボンドが取り付く

フランスゴデイナが端を取り切り、後続との差を1馬身ほどキープしてレースを牽引。単独の2番手にライラボンドが続く。その後ろ、タガノエスコートとサクセスローレルが3番手の好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはアイリッシュセンス。2馬身以上差があって、サトノアポロンは中団前寄り。レイテントロアーとブレイクフォースは中団馬群の真ん中あたりを併走。バハルダールは中団後方の位置。そのあと、ニシノボルテージとジュールサイクルが10番手。ラブリーエンジェルとウインジョイフルは後方4番手で他馬の様子を見ながらの競馬。後方2番手の位置でどっしりと構えるのはヨンクとアイスシェルフ。ポツンと離れた最後方にコスモオリがいる隊列で最初のコーナーを通過。

神奈川新聞杯、ライラボンドが負けん性を発揮してゴール直前の激しい戦いをアタマ差でモノにする

先頭はフランスゴデイナでリードは1馬身。単独の2番手にライラボンドが続く。その後ろ、タガノエスコートが3番手。1馬身離れて、サクセスローレルとアイリッシュセンスが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭で粘り続けるフランスゴデイナ。そのまま押し切る態勢だったが、2番手にいたライラボンドが一完歩ずつ着実に末脚を伸ばしてフランスゴデイナを捉えると、最後はアタマ差だけ先んじて勝利をモノにした。2着のフランスゴデイナから1馬身3/4差の3着には、3番手の位置からジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったタガノエスコートが入った。そこから1馬身3/4遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたサトノアポロンが入線、さらに半馬身差の5着には、中団後方にいたバハルダールが食い込んだ。1番人気のアイリッシュセンスは先行勢の後ろにいたが失速して8着に敗れた。2番人気のサクセスローレルは先行勢の後ろにいたが最後一杯になって14着に敗れた。