一般C1三四

レース展開

アジュディムスメが集団を率いる形、直後の位置にトーセンラトゥールが続く

アジュディムスメが端を奪う形となり、後続との差を1馬身ほど確保して一団を引っ張っていく。単独の2番手にトーセンラトゥールが続く。その直後、ルチェーレが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはサンデーイサベル。その1馬身後ろ、コスモツイマイは中団前寄り。ディーズフェリシアは中団馬群のど真ん中を追走。ナムラタイシは中団後方の位置。続いて、オウシュウダイアンが8番手。エンジンソウルは後方4番手に控えて前方各馬をうかがいながらの競馬。後方3番手でじっくりと折り合いに専念するのはベルザローグ。後方2番手の位置で息を潜めて力をタメるのはホウコウフジ。殿にモエレサンライズがいる隊列で最初のコーナーを通過。

トーセンラトゥールが長所である機動力を活かしたセオリー通りの内容で久しぶりの美酒

先頭はアジュディムスメでリードは1馬身。単独の2番手にトーセンラトゥールが続く。その後ろ、ディーズフェリシアが3番手。1馬身離れて、サンデーイサベルが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、2番手にいたトーセンラトゥールが一歩一歩着実に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は懸命に食らいつく1番人気のディーズフェリシアを3/4馬身振り切り勝利をモノにした。2着のディーズフェリシアから3/4馬身差の3着には、逃げ粘ったアジュディムスメが入った。そこからクビ差遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたエンジンソウルが入線した。2番人気のベルザローグは後方3番手にいたが伸びが甘くなり9着に敗れた。