湾岸ステークス

レース展開

コスモテナシャスが先陣を切る展開、そのあとに続くマンハッタンスカイとマイネルアナハイム

先頭を行くのはコスモテナシャス。リードを1馬身ほど確保して集団を引っ張っていく。2番手にマンハッタンスカイとマイネルアナハイムが並ぶ。その後ろ、マルタカハーモニーが4番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはブラックシャンツェ。少し間が空いて、フェニコーン、トレオウオブキング、ダイイチアトムらは中団前め。オーバーカムオールは中団馬群のど真ん中を追走。トーセンクラウン、メジロトンキニーズ、エフティイカロスらは中団後方の位置。2馬身以上離れて、後方5番手で腰を据えて運ぶのはマイネルネオスとブルーマーテル。後方2番手の位置で脚をタメるのはファイトクラブ。ポツンと離れた最後方にワイルドコンコルドがいる隊列で最初のコーナーを通過。

湾岸S、トレオウオブキングが最低評価をあざ笑うかの様な見事な走りで勝利をもぎ取る

先頭はコスモテナシャスでリードは2馬身以上。2番手にマンハッタンスカイとマイネルアナハイムが続く。その直後、トーセンクラウンが4番手。1馬身離れて、マルタカハーモニーが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、4番手から抜け出したのはトーセンクラウン。そのまま押し切るかに見えたが、中団前目にいた16番人気のトレオウオブキングが驚異的な末脚を爆発させてトーセンクラウンを交わすと、最後はクビ差先着して勝利を手に入れた。2着のトーセンクラウンから1馬身半差の3着には、中団前目の位置から出色の末脚を披露したマイネルネオスが入った。そこから2馬身遅れた4着には、2番手で直線を迎えたマンハッタンスカイが入線、さらにクビ差の5着には、逃げ粘ったコスモテナシャスが食い込んだ。1番人気のブラックシャンツェは中団前目にいたが見せ場なく9着に敗れた。2番人気のワイルドコンコルドは最後方にいたが伸びが甘くなり12着に敗れた。