牧野富太郎生誕160年記念賞

レース展開

ジャスティンパワーが後続を引き連れる展開、その直後を進むスギノバベル

ジャスティンパワーが敢然と端を奪い、後続との差を1馬身ほど確保して一団を引っ張っていく。単独の2番手にスギノバベルが続く。その直後、キアナポラリスが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはカズノザンゲツ。その1馬身後ろ、ハプルーンは中団前め。コズミックエッグは中団馬群の真ん中を追走。サカベンクイーンは中団後方の位置。続いて、オールスターズが8番手。ラインストライカーは後方4番手に控えて前方各馬の出方をうかがう。後方3番手でジックリと折り合い重視で運ぶのはプレストベガ。後方2番手の位置でじっと息を潜めているのはカフジリブラ。どん尻にタイムパワーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

牧野富太郎生誕160年記念賞、ジャスティンパワーが能力の差をアピールするかの様な盤石の競馬で待望の初勝利を挙げる

先頭はジャスティンパワーでリードは1馬身。単独の2番手にキアナポラリスが続く。そのあと、スギノバベルが3番手。1馬身離れて、ハプルーンが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、尚も先頭を突き進むジャスティンパワー。そのままジャスティンパワーが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に9馬身の差をつけて勝利を決めた。2着には、中団後方の位置から逸出した伸びを見せたオールスターズが続き、2着と1馬身半差の3着には、3番手の位置からジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったスギノバベルが入った。そこからクビ差遅れた4着には、2番手で直線を迎えた1番人気のキアナポラリスが入線した。2番人気のラインストライカーは後方4番手にいたがもうひとつ伸びを欠き7着に敗れた。