第49回 オークス（優駿牝馬） (G1)

レース展開

スルーオベストが端を切る展開、そのすぐ後ろを進むリキアイノーザン

先頭に立ったのはスルーオベスト。リードを1馬身ほど保って集団を先導。単独の2番手にリキアイノーザンが続く。そのすぐ後ろ、マイネレーベンが3番手の絶好位につける。続いて、スイートローザンヌとフリートークは好位を奪取。先団後ろのポジションに付けたのはスヌープトウショウとロイヤルアカデミー。その1馬身後ろ、アインリーゼンとスイートバーデンは中団前め。シヨノロマンとリワードフレンジーは中団馬群の真ん中付近を併走。キリセオリーは中団後方の位置。そのあと、シノクロスとアラホウトクが13番手。その直後、コスモドリームとラブリーエプソムが15番手。タニノセブンツーは後方6番手で虎視眈々と機を待つ。ネーハイコインドは後方5番手に待機して虎視眈々と機をうかがう。マルシゲアトラスは後方4番手に待機して機をうかがう。後方2番手の位置でひっそりと末脚を温存するのはリアルボールドとサンキョウセッツ。どん尻にニオーダタミがいる隊列で最初のコーナーを通過。

優駿牝馬、コスモドリームがビュッと切れる決め脚を披露して4歳女王の座を手中に収める

先頭はスルーオベストでリードは1馬身。2番手にマイネレーベンとフリートークが続く。そのあと、リキアイノーザンが4番手。1馬身離れて、シヨノロマン、スヌープトウショウ、アラホウトクらが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、中団前目にいたコスモドリームが次元の違う末脚を炸裂させ前にいた7頭を差し切り、最後は後続に1馬身半の差をつけてトップでゴールに飛び込んだ。2着には、13番手の位置から矢のような伸びを見せたマルシゲアトラスが続き、2着と1馬身3/4差の3着には、中団の位置から妙々たる末脚を披露したアインリーゼンが入った。そこからクビ差遅れた4着には、2番手で直線を迎えたフリートークが入線、さらに1馬身3/4差の5着には、先行勢の後ろにいた2番人気のシヨノロマンが食い込み、さらにそこからアタマ差の6着にはキリセオリーが入った。