一般C5

レース展開

バラノロンドが隊列を引っ張る展開、2番手を進むウインフェリーチェ

先手を取ったのはバラノロンド。後続との差を1馬身ほどキープしてレースを牽引。単独の2番手にウインフェリーチェが続く。そのすぐ後ろ、フィトックが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはピッツベルニナ。その1馬身後ろ、ベルマリオンは中団前め。センティメントは中団馬群の丁度真ん中を追走。ワイドスナイパーは中団後方の位置。そのあと、トーセンエリザベスが8番手。フェアレーターは後方4番手に待機して前方各馬の出方をうかがう。後方3番手で腰を据えて折り合い重視で運ぶのはルッキングフライ。後方2番手の位置でじっとして力を溜めるのはディザイアソング。しんがりにヒロシゲシルバーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

フィトックが天賦のレースセンスを活かした巧みな競馬で先頭ゴールを果たす

先頭はウインフェリーチェでリードは1馬身。単独の2番手にバラノロンドが続く。そのあと、フィトックが3番手。1馬身離れて、ベルマリオンが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、2番手から抜け出したのはバラノロンド。そのまま押し切るかに思われたが、絶好位にいた1番人気のフィトックが鮮烈な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は後続に2馬身の差をつけてトップでゴールに飛び込んだ。2着には、2番手の位置から持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたバラノロンドが続き、2着とハナ差の3着には、中団の位置から出色の末脚を発揮したディザイアソングが入った。そこから3/4馬身遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたワイドスナイパーが入線した。2番人気のピッツベルニナは中団後方にいたがあとひと押しが利かず6着に敗れた。