トリトンステークス

レース展開

ブライドルアップが端に立つ展開、そのすぐ後ろに続くデライトシーン

ブライドルアップが単騎で逃げる恰好となり、リードを1馬身ほど保って一団を牽引。単独の2番手にデライトシーンが続く。そのすぐ後ろ、ゼットオーラとヤマカツマリリンが3番手の好位につける。続いて、メイビリーヴは好位に収まる。先団後ろのポジションにいるのはメジロチャンプとアグネスナチュラル。その1馬身後ろ、ジョイントスターズとゼットカークは中団やや前。エネルマオーは中団馬群のちょうど真ん中を追走。リキアイダンディ、ユキノハボタン、ショウナンカッサイらは中団後方の位置取り。後方7番手で腰を据えて運ぶのはアキノパンチ、リキサンファイター、シセイカグヤら3頭。少し間が空いて、後方2番手の位置でじっと我慢するのはボストンゴールド。最後尾にシャランジュがいる隊列で最初のコーナーを通過。

トリトンS、シセイカグヤが後方から強力な末脚を炸裂させて前の各馬をきっちりと交わす

先頭はブライドルアップでリードは体半分。2番手にデライトシーンが続く。その後ろ、ゼットオーラ、ヤマカツマリリン、メイビリーヴらが3番手。1馬身離れて、メジロチャンプとアグネスナチュラルが6番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、13番手から抜け出したのは17番人気のショウナンカッサイ。そのまま押し切るかに思われたが、後方3番手にいた2番人気のシセイカグヤがグイグイと終いの脚を伸ばしてショウナンカッサイを差し切ると、最後は3/4馬身の差をつけて勝利を挙げた。2着のショウナンカッサイからクビ差の3着には、最後方の位置からキレのいい末脚を繰り出したボストンゴールドが入った。そこからハナ差遅れた4着には、好位で直線を迎えたヤマカツマリリンが入線、さらにクビ差の5着には、同じく好位にいたメイビリーヴが食い込み、さらにそこからアタマ差の6着には18番人気のリキサンファイターが入った。1番人気のデライトシーンは2番手にいたが失速して14着に敗れた。