レース展開

プレストヴィーナスとサンエイゴローが並んでハナを切る形となり、後続との差を1馬身ほどキープして馬群を牽引。カンノンアーニモが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはウマデスガナニカ。その1馬身後ろ、スカーレヴァーズは中団前寄り。グレルは中団馬群のど真ん中を追走。ハイブリッチライトとメリーモアナは中団後方の位置。コパノステファニーは後方4番手に控えて前方各馬の出方をうかがう。後方3番手で腰を落ち着けて折り合い重視で運ぶのはショウナンマナ。後方2番手の位置でじっとして脚をタメるのはクレウーサ。殿にコパノダーバンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

雷鼓賞、カンノンアーニモが天与のレースセンスを活かした見事な取り口で勝つ！

先頭はサンエイゴローでリードは1馬身。2番手にプレストヴィーナスとカンノンアーニモが続く。そのあと、メリーモアナが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、2番手にいたカンノンアーニモが強烈な末脚を炸裂させて先頭に立ち、食い下がる1番人気のプレストヴィーナスを半馬身退けてトップでゴールに入った。2着のプレストヴィーナスから半馬身差の3着には、逃げ粘ったサンエイゴローが入った。そこから3馬身遅れた4着には、絶好位で直線を迎えたメリーモアナが入線した。