2歳新馬

レース展開

セイントバローズが隊列を引っ張る形、その直後にゴーントレットとブライアンキングが取り付く

セイントバローズが敢然と端をきり、後続を1馬身ほど離して一団を先導。2番手にゴーントレットとブライアンキングが並ぶ。そのすぐ後ろ、ケラー、ヒメキヨヒダカ、エイシンダカール、ロードフェリーチェらが4番手の好位につける。その1馬身後ろ、ショウナンラージャは中団前寄り。ミッキーオリビエは中団馬群の真ん中を追走。サウンドドゥイット、サンライズフレーズ、ハーツキーらは中団後方の位置取り。その2馬身以上後ろ、ウォーターエライは後方4番手に控えて他馬の出方をうかがう。後方3番手でじっくりと運ぶのはパイグリン。後方2番手の位置で息を潜めて末脚を温存するのはガンクラブチェック。少し離れた殿にビービーロイドがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ロードフェリーチェが持ち味の機動力を活かしたお手本の様な取り口で初勝利を挙げる

先頭はゴーントレットでリードは体半分。2番手にセイントバローズとロードフェリーチェが続く。そのあと、ヒメキヨヒダカとブライアンキングが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、依然として先頭で粘り続ける1番人気のゴーントレット。そのまま押し切るかに思われたが、2番手にいたロードフェリーチェが次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は後続に1馬身1/4の差をつけて勝利を手にした。2着には、途中から先頭に立ったゴーントレットが続き、2着と3馬身半差の3着には、中団の位置から切れ味鋭い末脚を発揮した13番人気のサンライズフレーズが入った。そこから半馬身遅れた4着には、中団後方で直線を迎えた14番人気のサウンドドゥイットが入線、さらに1馬身3/4差の5着には、中団にいた2番人気のショウナンラージャが食い込んだ。