レース展開

コスモマドリードがハナを切る形、そのすぐ後ろを追走するローランインパルス

端を奪ったのはコスモマドリード。リードを1馬身ほど確保してレースを進める。単独の2番手にローランインパルスが続く。そのすぐ後ろ、アフォードとドラゴンバッハが3番手の好位につける。そこから少し離れたところにマチカネクロズキンとドラゴンキングが進む。その1馬身後ろ、シルクフォレスターは中団前め。ユウワンキングとセゴビアは中団後方の位置取り。メイショウヘルトは後方5番手に控えて他馬の出方をうかがう。パリスマウンテンは後方4番手に待機して前方各馬の動きを静観。少し差があって、後方3番手で腰を据えて折り合いに専念するのはトラックビッサアレ。さらに2馬身以上離れて、後方2番手の位置で末脚を温存するのはアサクサゼッケン。少し離れたしんがりにアグネスビンテージがいる隊列で最初のコーナーを通過。

清津峡特別、マチカネクロズキンが長所である先行力を駆使した正攻法の競馬で3勝目を手にする

先頭はコスモマドリードでリードは半馬身。2番手にローランインパルスとドラゴンバッハが続く。その後ろ、マチカネクロズキンとアフォードが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、好位にいた1番人気のマチカネクロズキンが自慢の末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は後続に1馬身半の差をつけて勝利を掴んだ。2着には、中団の位置から物凄い伸び脚で驀進したユウワンキングが続き、2着と2馬身半差の3着には、2番手の位置から天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したドラゴンバッハが入った。そこから3/4馬身遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたセゴビアが入線、さらに1馬身1/4差の5着には、好位にいた2番人気のアフォードが食い込んだ。