福島民報杯 (L)

レース展開

ステイインシアトルが先陣を切る形、その半馬身後ろに続くマイネルミラノ

ステイインシアトルがハナを奪う形となり、半馬身のリードで馬群を先導。2番手にマイネルミラノが続く。その後ろ、シャイニープリンスが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはフェルメッツァとシャイニングレイ。その1馬身後ろ、アジュールローズとトルークマクトは中団やや前。ケイティープライドとデウスウルトは中団馬群の真ん中あたりを併走。ウインインスパイアとバロンドゥフォールは中団後方の位置取り。バーディーイーグルは後方5番手に待機して虎視眈々と機をうかがう。ショウナンバッハは後方4番手に控えて虎視眈々と機をうかがう。その2馬身以上後ろ、後方3番手でジックリと運ぶのはシャドウパーティー。さらに少し差があって、後方2番手の位置でひっそりと脚をタメるのはサンデーウィザード。少し離れた殿にトウシンイーグルがいる隊列で最初のコーナーを通過。

福島民報杯、マイネルミラノが古豪の地力を顕示する様な迫力のある走りで8勝目を奪取

先頭はマイネルミラノでリードは2馬身以上。単独の2番手にシャイニングレイが続く。その直後、ステイインシアトルが3番手。少し空いて、シャイニープリンスが4番手。1馬身離れて、フェルメッツァとトルークマクトが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭を走るマイネルミラノ。そのままマイネルミラノが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は前に迫る勢いで猛進してきたフェルメッツァを半馬身退けて勝利を物にした。2着のフェルメッツァから半馬身差の3着には、中団前目の位置から切れ味のいい末脚を繰り出した1番人気のサンデーウィザードが入った。そこから半馬身遅れた4着には、後方2番手で直線を迎えた14番人気のバロンドゥフォールが入線、さらにハナ差の5着には、同じく後方2番手にいたショウナンバッハが食い込んだ。2番人気のステイインシアトルは絶好位にいたがいいところなく6着に敗れた。