山城ステークス

レース展開

ケイティラブが馬群を引っ張る形、半馬身差の2番手にブライドルアップが取り付く

ケイティラブが先頭に立つ格好となり、僅かなリードで集団を先導。2番手にブライドルアップが続く。そのあと、ミスクリアモンが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはテイエムカゲムシャ、エリモサリュート、ゼットオーラら3頭。その1馬身後ろ、リッターヴォルトとメイビリーヴは中団前め。エアパスカルとセトノアンテウスは中団馬群の丁度真ん中を併走。ナンゴクプラネットは中団後方の位置。メイショウカーターとエーシンビーセルズは後方4番手に待機して他馬の様子をうかがいながらの競馬。後方3番手でじっくりと運ぶのはボストンゴールド。少し離れた最後方にセイウンワキタツとエフテーストライクがいる隊列で最初のコーナーを通過。

山城S、エーシンビーセルズが衝撃的な決め脚を爆発させて他馬を薙ぎ倒す

先頭はケイティラブでリードは1馬身。2番手にミスクリアモンとブライドルアップが続く。その後ろ、テイエムカゲムシャとゼットオーラが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、4番手から抜け出したのは15番人気のテイエムカゲムシャ。そのまま押し切るかに見えたが、後方3番手にいたエーシンビーセルズが圧倒的な末脚を弾けさせ前にいた12頭をごぼう抜きし、最後は後続に1馬身3/4の差をつけて勝利を掴んだ。2着には、4番手の位置から持ち味の我慢強さを発揮して最後まで奮闘した15番人気のテイエムカゲムシャが続き、2着とハナ差の3着には、後方3番手の位置から切れ味鋭い末脚を披露した14番人気のボストンゴールドが入った。そこからアタマ差遅れた4着には、中団後方で直線を迎えた16番人気のナンゴクプラネットが入線、さらに半馬身差の5着には、2番手にいたミスクリアモンが食い込んだ。1番人気のゼットオーラは好位にいたが失速して8着に敗れた。2番人気のセトノアンテウスは中団後方にいたが決め手が足りず6着に敗れた。