一般C3十

レース展開

サダムピッコロが全馬を牽引、その直後を進むハクサンジョイ

サダムピッコロがハナに立ち、リードを1馬身ほどキープしてレースを引っ張っていく。単独の2番手にハクサンジョイが続く。そのあと、トシエが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはケイサンホイミ。その1馬身後ろ、タカイチシャンティは中団前め。マンハッタンソングは中団馬群のど真ん中を追走。アルファルージュは中団後方の位置取り。その直後、エムオーワールドが8番手。ハーモニーフェイズは後方4番手で前の動きを静観。後方3番手で腰を据えて折り合いをつけるのはジャンティーユ。後方2番手の位置で脚をタメるのはメイショウミナモト。最後尾にヘリオシースがいる隊列で最初のコーナーを通過。

タカイチシャンティがベテラン馬の健在を示す様な渾身の走りで久方ぶりの実戦を制す

先頭はサダムピッコロでリードは1馬身。単独の2番手にトシエが続く。その直後、ハクサンジョイが3番手。1馬身離れて、タカイチシャンティが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、2番手から抜け出したのはトシエ。そのまま押し切るかに見えたが、先行勢の後ろにいたタカイチシャンティが豪快な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は後続に1馬身半の差をつけてトップでゴールに入った。2着には、2番手の位置から持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたトシエが続き、2着と3/4馬身差の3着には、後方2番手の位置から瞬発力に優れた末脚を披露した12番人気のエムオーワールドが入った。そこから1馬身半遅れた4着には、後方4番手で直線を迎えたジャンティーユが入線した。1番人気のハーモニーフェイズは中団後方にいたが伸びあぐねて7着に敗れた。2番人気のヘリオシースは8番手にいたが末脚不発で8着に敗れた。