第16回 福永洋一記念

レース展開

エスポワールガイが一団を率いる展開、そのすぐ後ろにグッドヒューマーが続く

エスポワールガイがハナを取り切り、後続との差を1馬身ほど確保して馬群を引っ張っていく。単独の2番手にグッドヒューマーが続く。その後ろ、サンテックスが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはロードレイライン。その1馬身後ろ、エコロクラージュは中団やや前。オマツリオトコは中団馬群のちょうど真ん中を追走。グラティアスグーは中団後方の位置取り。ドンカポノは後方4番手で虎視眈々と機をうかがう。後方3番手で腰を落ち着けて運ぶのはニクソンテソーロ。後方2番手の位置でひっそりと力を温存するのはティアップエックス。シンガリにロッキーサンダーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

福永洋一記念、エコロクラージュが古馬の底力を見せる様な堂々とした走りで勝利数を17に伸ばす

先頭はエスポワールガイでリードは1馬身。単独の2番手にグッドヒューマーが続く。その後ろ、サンテックスが3番手。1馬身離れて、エコロクラージュが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、依然として先頭で粘り続ける9番人気のエスポワールガイ。そのまま押し切る態勢だったが、先行勢の後ろにいたエコロクラージュがとてつもない末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は後続に1馬身の差をつけて勝利を収めた。2着には、逃げ粘ったエスポワールガイが続き、2着と1馬身差の3着には、2番手の位置から力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張った10番人気のグッドヒューマーが入った。そこから半馬身遅れた4着には、絶好位で直線を迎えた1番人気のサンテックスが入線した。2番人気のニクソンテソーロは後方4番手にいたがあとひと伸びが足りず7着に敗れた。