レース展開

ミナミノシェーバーが隊列を率いる形、その直後にトウケイメモリーが続く

ミナミノシェーバーが先頭に立つ形となり、後続を1馬身ほど離してレースを牽引。単独の2番手にトウケイメモリーが続く。そのあと、ウルマデイゴが3番手の絶好位につける。そのすぐ後ろ、サマーシャドウは好位に収まる。先団後ろのポジションに付けたのはユニティステージ。その1馬身後ろ、ラシアンスキーは中団前目。キクオブメイスンとエーピージュリアンは中団馬群の真ん中付近を併走。イチコウタマユキは中団後方の位置取り。続いて、ハギノハンターが10番手。リンドダルタニアンとザフォリアは後方4番手に待機して他馬の出方をうかがう。後方2番手の位置でじっと我慢して力を温存するのはエビスジャパンとテツノセンゴクオー。シンガリにベニノコバンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

’99かちどき賞、ハギノハンターが戦前の低い評価に反発するかの様な力走を見せて勝利を収める

先頭はトウケイメモリーでリードは1馬身。単独の2番手にミナミノシェーバーが続く。そのあと、ウルマデイゴとテツノセンゴクオーが3番手。1馬身離れて、サマーシャドウが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、中団にいた12番人気のハギノハンターが豪快な末脚を爆発させて先頭に立ち、食い下がる1番人気のイチコウタマユキをハナ差で抑え込み勝利をモノにした。2着のイチコウタマユキからハナ差の3着には、先行勢の後ろの位置からキレのある末脚を発揮したサマーシャドウが入った。そこからクビ差遅れた4着には、最後方で直線を迎えた2番人気のザフォリアが入線、さらに3馬身差の5着には、中団後方にいたキクオブメイスンが食い込んだ。