ジュライフラワー賞

レース展開

ベルモントアネッサが隊列を率いる形、その直後にトーマスが取り付く

前に出たのはベルモントアネッサ。後続との差を1馬身ほど確保して馬群を引っ張っていく。単独の2番手にトーマスが続く。続いて、サムライプライドが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはコパカバーナ。その1馬身後ろ、ニシノベローチェは中団前目。ルクレルクは中団馬群の真ん中を追走。エリーチェは中団後方の位置取り。そのあと、カズサハイウェイが8番手。マリアージュは後方4番手に控えて前方各馬の動きを静観。後方3番手で腰を据えて折り合い重視で運ぶのはボンキュッボン。後方2番手の位置でドッシリと構えるのはブルーキャンドル。殿にツキミデイッパイがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ジュライフラワー賞、ルクレルクが自ら動き出す新種果敢な立ち回りで3勝目をマーク

先頭はベルモントアネッサでリードは1馬身。単独の2番手にトーマスが続く。その直後、ルクレルクが3番手。1馬身離れて、サムライプライドが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、2番手から抜け出したのは2番人気のトーマス。そのまま押し切る態勢だったが、絶好位にいた1番人気のルクレルクが強烈な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は後続に1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。2着には、2番手の位置から持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばした2番人気のトーマスが続き、2着と3/4馬身差の3着には、逃げ粘ったベルモントアネッサが入った。そこから1馬身遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたマリアージュが入線した。