ツキミデイッパイ（2005年生、母ミスツキオカ）

ツキミデイッパイ（2005年3月14日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「月見で一杯」。毛色は鹿毛。種牡馬のアグネスワールド（当時10歳）と交配したミスツキオカが9歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）原口牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方37戦6勝2着6回。主な勝ち鞍は2010年の大崎市三本木菜の花まつりレース(一般B2三)。

経歴

デビュー前

鈴木勝美厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2008年）

1月26日、デビュー戦は土谷智紀騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は494kg。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚を失くしてしまい16着に終わった。

4月20日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1000m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず9着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で田辺裕信騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

5月22日、中2週で迎えた4戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のエメラルドフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

6月19日、中3週で迎えた5戦目は、3歳戦のムーンストーンフラワー賞（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。

7月15日、中3週で迎えた6戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のジュライフラワー賞（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に終わった。

8月12日、中3週で迎えた7戦目は、3歳戦のフォーチュネイトラベンダー特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は一杯になって12着に終わった。

9月21日、中5週で迎えた8戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、一般C2十三（盛岡ダート1200m 小雨/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のオンワードヴィオラに4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月6日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2十（盛岡ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したドリームオブスターを捕まえ切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

10月19日、中1週で迎えた10戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、たきざわ産直館杯（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のヤマニンアイレに3馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

11月10日、中2週で迎えた11戦目は、一般C2六（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

11月16日、連闘で馬体重を前走から11kg減らして迎えた12戦目は、JA江刺種山高原アイス杯（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るウメノキャロルを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って勝利を手に入れた。

11月29日、中1週で迎えた13戦目は、猿ヶ石川賞（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原勲騎手（4戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したクロシェレースを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

4歳（2009年）

3月14日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から24kg減らして迎えた14戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は田辺裕信騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では見せ場なく15着に終わった。

4月11日、中3週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（福島ダート1150m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田辺裕信騎手（3戦0勝）。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず14着に終わった。

7月25日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟ダート1200m 曇/重）に出走。15頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚を伸ばせず13着に終わった。

9月6日、中5週で迎えた17戦目は、小野寺祐太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。13頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい13着に終わった。

10月10日、中4週で迎えた18戦目は、板垣吉則騎手を鞍上に迎えて、盛岡城石垣ライトアップレース（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のカネショウドリームに7馬身の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

10月24日、中1週で迎えた19戦目は、めがね橋レース（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で板垣吉則騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後は勢いを失って8着に敗れた。

11月9日、中1週で迎えた20戦目は、一般C1七（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（5戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ダンストンシリウスに半馬身交わされて2着に敗北した。

11月23日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1六（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（6戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るザバトルアトラスを上がり0位の末脚で3/4馬身差し切って5勝目をつかんだ。

12月20日、中3週で迎えた22戦目は、一般C1二（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原勲騎手（7戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月30日、中0週で迎えた23戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、かまくら賞（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したトーセンスプライトを捕まえ切れず、4馬身差の2着に敗北した。

5歳（2010年）

1月11日、中1週で迎えた24戦目は、スキー・スノーボード天国レース（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（8戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず5着に敗れた。

3月21日、中9週で迎えた25戦目は、大崎市三本木菜の花まつりレース（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のエムアイルシェルをクビ差振り切って6勝目をつかんだ。

4月19日、中3週で迎えた26戦目は、村松学騎手を鞍上に迎えて、十文字のラーメンレース（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた27戦目は、テレビ岩手5きげんグルメ祭り賞（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、勝ったマイネルリチャードに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

5月16日、中1週で迎えた28戦目は、一般B2一（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい9着に敗れた。

5月30日、中1週で迎えた29戦目は、盛岡駅ビルフェザン杯（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（4戦1勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛進したが、伸びてきたカートゥニスト決め手に屈してアタマ差の2着となった。

6月13日、中1週で迎えた30戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、一般B2一（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

6月26日、中1週で迎えた31戦目は、菊地康朗騎手を鞍上に迎えて、早池峰神社例大祭レース（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた32戦目は、MSS応援団結成記念ふじポンレース（盛岡ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で菊地康朗騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

7月25日、中1週で迎えた33戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、一般B2二（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

8月21日、中3週で迎えた34戦目は、一般B2四（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（9戦3勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見所を作れず7着に終わった。

11月1日、中9週で迎えた35戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、一般B2五（水沢ダート1600m 小雨/不良）に出走。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた36戦目は、みそに会岩手競馬応援レース（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はガス欠状態になり9着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた37戦目は、斎藤實記念館レース（水沢ダート1600m 小雨/稍重）に出走。鞍上は菊地康朗騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた38戦目は、一般B2五（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で菊地康朗騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚を失くしてしまい7着に終わった。

12月26日、中1週で迎えた39戦目は、モツ家権カップ（水沢ダート1600m 小雪/不良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が上がってしまい7着に終わった。

6歳（2011年）

1月2日、連闘で迎えた40戦目は、ハッピーニューイヤーレース（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は菊地康朗騎手（4戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

5月3日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた41戦目は、上村勇人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

5月18日、中1週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた42戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B1 B2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。

7月12日、中7週で迎えた43戦目は、松本幸祐騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2二（園田ダート1400m 雨/良）に出走。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

9月26日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から25kg減らして迎えた44戦目は、北上夜曲レース（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見所を作れず10着に敗れた。