第14回 マーメイドステークス (G3)

レース展開

コスモプラチナが後続をリードする形、2番手を進むレッドアゲート

コスモプラチナが先陣を切る形となり、後続との差を1馬身ほど確保して馬群を引っ張っていく。単独の2番手にレッドアゲートが続く。2馬身以上空いて、ニシノブルームーンが3番手の絶好位につける。そのあと、マイネレーツェルは好位に収まる。先団後ろのポジションにいるのはベッラレイアとウェディングフジコ。その1馬身後ろ、ザレマとクラウンプリンセスは中団前寄り。リトルアマポーラは中団馬群のちょうど真ん中を追走。セラフィックロンプは中団後方の位置取り。そのすぐ後ろ、ビエンナーレが11番手。ニシノマナムスメとムードインディゴは後方4番手に待機して前方各馬をうかがいながらの競馬。後方2番手の位置でじっと我慢して末脚を温存するのはマイネカンナとレインダンス。殿にブーケフレグランスがいる隊列で最初のコーナーを通過。

マーメイドS、コスモプラチナがベテラン馬の健在を顕示する様な見事な走りで念願の重賞初制覇

先頭はコスモプラチナでリードは1馬身。単独の2番手にレッドアゲートが続く。その直後、ニシノブルームーン、マイネレーツェル、ウェディングフジコらが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、先頭をひた走るコスモプラチナ。そのままコスモプラチナが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に1馬身3/4の差をつけてトップでゴールインした。2着には、3番手の位置から持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたニシノブルームーンが続き、2着と3/4馬身差の3着には、中団後方の位置から強靭な末脚を披露した2番人気のリトルアマポーラが入った。そこから半馬身遅れた4着には、中団前目で直線を迎えた1番人気のベッラレイアが入線、さらにクビ差の5着には、2番手にいたレッドアゲートが食い込んだ。