第19回 ローレル賞 (S2)

レース展開

スティローザがハナに立つ展開、そのすぐ後ろを進むノラ

スティローザが敢然と端をきり、後続との差を1馬身ほど確保して馬群を引っ張っていく。単独の2番手にノラが続く。その後ろ、ルイドフィーネとブロンディーヴァが3番手の好位につける。先団後ろのポジションにいるのはプリモジョーカー。その1馬身後ろ、マッドシティは中団やや前。ミナミンは中団馬群の真ん中付近を追走。アートムーブメントは中団後方の位置取り。そのあと、トキノカナエルが9番手。ハセノワールドは後方5番手に待機して前方各馬の動きを静観。サブノアカゾナエは後方4番手に待機して他馬の様子をうかがいながらの競馬。後方3番手でじっくりと運ぶのはバブルガムダンサー。後方2番手の位置でじっと我慢するのはクレセントアーチ。最後尾にトキノノゾミがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ローレル賞、ブロンディーヴァが高い自在性を活かした安定感のある競馬で優勝

先頭はスティローザでリードは1馬身。2番手にルイドフィーネ、ノラ、ブロンディーヴァらが続く。その後ろ、プリモジョーカーが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、2番手にいた1番人気のブロンディーヴァが一歩一歩確実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は後続に1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。2着には、2番手の位置から持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたルイドフィーネが続き、2着と1馬身半差の3着には、中団の位置から力感溢れるフットワークでゴールまで頑張った2番人気のミナミンが入った。そこからクビ差遅れた4着には、中団前目で直線を迎えた13番人気のマッドシティが入線、さらにクビ差の5着には、後方5番手にいたバブルガムダンサーが食い込んだ。