第28回 マーチステークス (G3)

レース展開

ベストタッチダウンが馬群を引き連れる形、直後の2番手にナムラカメタローが取り付く

ベストタッチダウンが敢然と端を奪い、リードを1馬身ほどキープして集団を牽引。単独の2番手にナムラカメタローが続く。2馬身以上空いて、レピアーウィットが3番手の絶好位につける。その後ろ、ライトウォーリアは好位をキープ。先団後ろのポジションに付けたのはアメリカンシードとシネマソングス。その1馬身後ろ、ロードゴラッソ、スワーヴアラミス、ヒストリーメイカーらは中団やや前。少し空いて、テーオーエナジーとメモリーコウは中団後方の位置。ハヤヤッコとダノンファストは後方4番手で前方各馬を見ながらの競馬。その少し後ろ、後方3番手でジックリと折り合い重視で運ぶのはデルマルーヴル。さらに2馬身以上差があって、後方2番手の位置で息を潜めて末脚を温存するのはマイネルユキツバキ。シンガリにオメガレインボーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

マーチS、レピアーウィットが古馬の貫禄を顕示する様な堂々とした走りで重賞ウィナーの仲間入りを果たす

先頭はベストタッチダウンでリードは1馬身。単独の2番手にナムラカメタローが続く。その後ろ、ライトウォーリアとレピアーウィットが3番手。1馬身離れて、ヒストリーメイカーが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、好位にいたレピアーウィットが自慢の末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は懸命に抵抗する2番人気のヒストリーメイカーを半馬身退けて勝利を収めた。2着のヒストリーメイカーから3馬身差の3着には、中団前目の位置から力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったメモリーコウが入った。そこから半馬身遅れた4着には、最後方で直線を迎えた14番人気のオメガレインボーが入線、さらに3/4馬身差の5着には、中団にいたハヤヤッコが食い込んだ。1番人気のアメリカンシードは中団前目にいたが失速して14着に敗れた。