東京スポーツ師走杯

レース展開

モズブラックアイが後続を率いる展開、その直後を追走するサーマウント

モズブラックアイが主導権を握る形となり、リードを1馬身ほどキープして集団を牽引。単独の2番手にサーマウントが続く。その直後、キットピークが3番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、ミスアバンセは中団やや前。ヴェスヴィオは中団馬群のちょうど真ん中を追走。パーティメーカーは中団後方の位置取り。そのすぐ後ろ、ツクバチャームが7番手。後方3番手でじっくりと折り合いに専念するのはドラゴンヴォイス。後方2番手の位置でひっそりと末脚を温存するのはマイネジェシカ。殿にドリームネイチヤーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

東京スポーツ師走杯、ドラゴンヴォイスがベテラン馬の矜持を顕示する様な躍動感のある走りで休み明けの一戦を制す

先頭はモズブラックアイでリードは1馬身。単独の2番手にサーマウントが続く。その直後、ヴェスヴィオが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、依然として先頭で粘り続けるモズブラックアイ。そのまま押し切るかに思われたが、中団前目にいたドラゴンヴォイスが次元の違う末脚を炸裂させてモズブラックアイを交わすと、最後はクビ差先着してトップでゴールへと飛び込んだ。2着のモズブラックアイから3馬身差の3着には、3番手の位置から力強い脚運びでゴールまで走り切った1番人気のヴェスヴィオが入った。そこから3馬身の4着にはパーティメーカーとキットピークの2が入線した（同着）。2番人気のミスアバンセは後方3番手にいたが末脚不発で8着に敗れた。