第35回 日経賞 (G2)
- コース
- 中山芝2500m右
- 開催
- 3回中山4日
- レース番号
- 11R
- 馬場状態
- 本賞金（万円）
- 4300,1700,1100,650,430
- 付加賞（万円）
- 6.0,1.7,0.9
- 負担重量
- 別定
- クラス等区分
- 5歳以上オープン
- 条件
指数分析
直近5走の指数が最も高い馬
※海外と障害も含む直近5走のうち、国内で出走した距離が1500m以上の芝レースが対象。近走の指数が安定している馬
指数の上下幅（直近5走）
- ジュサブロー
- ミホシンザン
- ダイナガリバー
- ストームボーイ
- メジロボアール
- レジェンドテイオー
- ナスノタイザン
レース結果
着順
枠馬番
タイム
着差
馬名
性齢/馬体重増減
騎手
斤量
オッズ
人気
通過順位
上がり/前3F
調教師
馬主
ラップ分析
- ハロンタイム
- 7.7-11.8-12.4-12.1-12.0-13.3-12.8-12.4-12.1-12.2-11.8-11.7-11.5
レースペース
通過順位
- 1コーナー
- 3,7-6,1(5,4)2
- 2コーナー
- 3,7-6,1(5,4)2
- 3コーナー
- (*3,7)(6,1)(5,4)2
- 4コーナー
- (*3,7,1)6(5,4)2
気象
- 天候
- 晴20.8℃
馬場速度
支持率（オッズをもとに概算）
単勝馬連| 単勝 | 1 | 220円 | |
|---|---|---|---|
| 複勝 | 1 | 140円 | |
| 4 | 220円 | ||
| 枠連 | 1-4 | 740円 |
レース展開
レジェンドテイオーが隊列をリードする展開、2番手を追走するストームボーイ
レジェンドテイオーが主導権を奪い、後続との差を1馬身ほどキープしてレースを引っ張っていく。単独の2番手にストームボーイが続く。少し空いて、ダイナガリバーが3番手。その直後、ミホシンザンが4番手。後方2番手の位置で脚を溜めるのはナスノタイザンとジュサブロー。シンガリにメジロボアールがいる隊列で最初のコーナーを通過。
日経賞、ミホシンザンが能力の差を示すかの様な強い内容で勝利を挙げる
先頭はレジェンドテイオーでリードは体半分。2番手にストームボーイとミホシンザンが続く。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。
直線コースに入り、2番手にいた1番人気のミホシンザンが別次元の末脚を炸裂させて突き抜け、最後は後続に5馬身の差をつけて勝利した。2着には、後方2番手の位置から持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたジュサブローが続き、2着とアタマ差の3着には、4番手の位置からじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張った2番人気のダイナガリバーが入った。2番人気のダイナガリバーは4番手にいたがもうひと伸びが足りず3着に敗れた。
簡易出走表
出走馬の個別分析
※クリックまたはタップで各項目に移動[7-1-4-2/14]厩舎：田中朋次郎美浦
牡5歳生産：日進牧場
| 今回 | ベスト時 | |
|---|---|---|
| 1987年4月 | 時期 | 1986年11月(3走前) |
| 中山芝2500m右 | コース | 東京芝2400m左 |
| - | 馬場状態 | 良/極遅 |
1番/7頭 | 馬番 | 6番/14頭 |
| - | 戦法 | 先行3-3-3-3 |
中10週休み明け | ローテ | 中4週叩き3走目 |
| 498前走 | 馬体重 | 498+6 |
| 柴田政人 [1-0-4-1/6] | 騎手 | 柴田政人 [0-0-2-1/3] |
| 59.0kg | 斤量 | 57.0kg |
前走 87.01.25 芝2200m 中 山 良/極遅35.8 498kg1人 2ｹﾞｰﾄ6頭 柴田政人59.0 1-1-1-1 (スズパレード) 1着-0.2 | 2走前 86.12.21 芝2500m 中 山 稍/極遅37.6 有馬記念G1 498kg1人 1ｹﾞｰﾄ12頭 柴田政人57.0 4-4-3-4 ダイナガリバー 3着0.2 | 3走前 86.11.23 芝2400m 東 京 良/極遅 ジャパンCG1 498kg4人 6ｹﾞｰﾄ14頭 柴田政人57.0 3-3-3-3 ジュピターアイランド 3着0.2 | 4走前 86.10.26 芝2000m 東 京 良/稍遅 天皇賞（秋）G1 492kg1人 11ｹﾞｰﾄ16頭 柴田政人58.0 9-6-6 サクラユタカオー 3着0.7 |
[4-6-0-12/22]厩舎：大久保洋吉美浦
牡4歳生産：メジロ牧場
短評
過去のレースぶりから推測すると、今回の距離は適距離と比べると長いはずなので、しっかりと力を出すことができるのかどうかは疑わしいところだ。
| 今回 | ベスト時 | |
|---|---|---|
| 1987年4月 | 時期 | 1986年2月(15走前) |
| 中山芝2500m右 | コース | 東京芝1800m左 |
| - | 馬場状態 | 良/極遅 |
2番/7頭 | 馬番 | 3番/9頭 |
| - | 戦法 | 追込8-8-8 |
中6週休み明け | ローテ | 中3週叩き8走目 |
| 422前走 | 馬体重 | 4220 |
| 的場均 [2-1-0-8/11] | 騎手 | 的場均 [0-0-0-2/2] |
| 57.0kg | 斤量 | 55.0kg |
前走 87.02.22 芝2400m 京 都 稍/極遅 京都記念G2 422kg3人 8ｹﾞｰﾄ12頭 村本善之57.0 10-10-9-9 シンチェスト 9着2.1 | 2走前 87.01.31 芝3200m 東 京 良/極遅 ダイヤモンドSG3 426kg1人 4ｹﾞｰﾄ7頭 的場均57.0 7-5-6-5 ドルサスポート 5着0.6 | 3走前 86.12.21 芝2500m 中 山 稍/極遅36.8 有馬記念G1 424kg12人 11ｹﾞｰﾄ12頭 的場均55.0 11-11-12-12 ダイナガリバー 4着0.4 | 4走前 86.11.30 芝3000m 阪 神 良/極遅 阪神大賞典G2 416kg3人 7ｹﾞｰﾄ8頭 村本善之55.0 7-7-6-2 (マチカネイワシミズ) 1着0.0 |
[4-0-2-3/9]厩舎：田村駿仁美浦
牡4歳生産：出口牧場
短評
メンバー中トップクラスの先行力を持っており、発馬をしっかり決めれば欲しいポジションを奪取できそうだ。
| 今回 | ベスト時 | |
|---|---|---|
| 1987年4月 | 時期 | 1986年5月(7走前) |
| 中山芝2500m右 | コース | 東京芝2000m左 |
| - | 馬場状態 | 良/極遅 |
3番/7頭 | 馬番 | 4番/11頭 |
| - | 戦法 | 逃げ1-2-1 |
中3週叩き2走目 | ローテ | 中12週休み明け |
| 516前走 | 馬体重 | 526+4 |
| 郷原洋行 [0-0-1-1/2] | 騎手 | 東信二 (初騎乗) |
| 56.0kg | 斤量 | 55.0kg |
前走 87.03.15 芝1800m 中 山 稍/極遅35.7 中山記念G2 516kg3人 6ｹﾞｰﾄ8頭 郷原洋行56.0 1-1-1-1 スズパレード 3着0.5 | 2走前 86.12.21 芝2500m 中 山 稍/極遅38.1 有馬記念G1 522kg10人 7ｹﾞｰﾄ12頭 郷原洋行55.0 1-1-1-1 ダイナガリバー 6着0.5 | 3走前 86.11.09 芝3000m 京 都 良/極遅 菊花賞G1 524kg3人 16ｹﾞｰﾄ21頭 柴田政人57.0 2-2-1-2 メジロデュレン 17着2.6 | 4走前 86.09.28 芝2200m 中 山 良/遅36.3 セントライト記念G3 528kg3人 3ｹﾞｰﾄ9頭 柴田政人56.0 1-1-1-1 (アサヒエンペラー) 1着-0.2 |
[10-0-1-3/14]厩舎：藤原敏文美浦
牡5歳生産：ホーセイ牧場
短評
全幅の信頼を置くのは難しいものの、走力上位の存在であることは歴然としており、馬券を獲ることを第一に考えるのであれば買い目から外すことはできない一頭だといえるだろう。
| 今回 | ベスト時 | |
|---|---|---|
| 1987年4月 | 時期 | 1986年9月(5走前) |
| 中山芝2500m右 | コース | 中山芝2200m外右 |
| - | 馬場状態 | 重/極遅 |
4番/7頭 | 馬番 | 7番/11頭 |
| - | 戦法 | 逃げ5-5-2-1 |
中4週叩き2走目 | ローテ | 中3週叩き2走目 |
| 494前走 | 馬体重 | 488-2 |
| 岡部幸雄 [0-0-1-0/1] | 騎手 | 鈴木純児 [8-0-0-0/8] |
| 57.0kg | 斤量 | 57.0kg |
前走 87.03.07 芝2200m 中 山 良/極遅36.3 マーチSOP 494kg1人 2ｹﾞｰﾄ6頭 岡部幸雄58.0 5-4-3-2 アサカツービート 3着0.1 | 2走前 86.12.30 ダ2500m 笠 松 稍 494kg1人 3ｹﾞｰﾄ10頭 鈴木純児59.0 マルゼンスター 7着1.5 | 3走前 86.11.23 芝2400m 東 京 良/極遅 ジャパンCG1 494kg5人 7ｹﾞｰﾄ14頭 鈴木純児57.0 3-3-3-3 ジュピターアイランド 7着0.7 | 4走前 86.10.10 芝2000m 中 京 良 488kg1人 6ｹﾞｰﾄ7頭 鈴木純児58.0 (トウシヨウイースト) 1着-0.2 |
[5-5-4-19/33]厩舎：稲葉幸夫美浦
牡5歳生産：恵比寿興業株式会社那須野牧場
短評
今までに走ったレースの内容から推定すると、この距離は適距離とは言えず、申し分なく力を出すことができるのかどうかは疑問符が付くところだ。
| 今回 | ベスト時 | |
|---|---|---|
| 1987年4月 | 時期 | 1986年1月(15走前) |
| 中山芝2500m右 | コース | 中山芝2000m右 |
| - | 馬場状態 | 良/極遅 |
5番/7頭 | 馬番 | 10番/16頭 |
| - | 戦法 | 先行3-3-3-2 |
中6週休み明け | ローテ | 中4週叩き8走目 |
| 482前走 | 馬体重 | 478+2 |
| 小島太 [1-2-1-1/5] | 騎手 | 嶋田功 (初騎乗) |
| 57.0kg | 斤量 | 53.0kg |
前走 87.02.22 芝2500m 東 京 良/極遅 目黒記念G2 482kg6人 9ｹﾞｰﾄ11頭 小島太55.0 10-10-10-11 マウントニゾン 2着0.0 | 2走前 87.02.07 芝2200m 東 京 良/極遅 白富士賞1400万下 488kg2人 2ｹﾞｰﾄ9頭 小島太56.0 5-5-6-6 (カシマウイング) 1着-0.3 | 3走前 87.01.25 芝1800m 中 山 良/極遅35.9 若潮特別900万下 486kg2人 10ｹﾞｰﾄ13頭 小島太57.0 13-13-13-12 トウショウユース 2着0.1 | 4走前 87.01.11 ダ1800m 中 山 良/稍遅39.0 寿賞900万下 488kg2人 5ｹﾞｰﾄ14頭 小島太58.0 7-7-5-6 イグアス 4着0.8 |
[5-2-0-3/10]厩舎：松山吉三郎美浦
牡4歳生産：社台フアーム
短評
このところ堅実にレースの内容が良くなっており、勢い十分といえる今であれば、前走以上のパフォーマンスが見込めそうだ。
| 今回 | ベスト時 | |
|---|---|---|
| 1987年4月 | 時期 | 1986年5月(5走前) |
| 中山芝2500m右 | コース | 東京芝2400m左 |
| - | 馬場状態 | 良/極遅 |
6番/7頭 | 馬番 | 6番/23頭 |
| - | 戦法 | 先行4-3-3-2 |
中15週休み明け | ローテ | 中6週休み明け |
| 482前走 | 馬体重 | 470-6 |
| 増沢末夫 [3-1-0-3/7] | 騎手 | 増沢末夫 [1-0-0-1/2] |
| 58.0kg | 斤量 | 57.0kg |
前走 86.12.21 芝2500m 中 山 稍/極遅37.4 有馬記念G1 482kg4人 6ｹﾞｰﾄ12頭 増沢末夫55.0 4-4-3-4 (ギャロップダイナ) 1着-0.1 | 2走前 86.11.09 芝3000m 京 都 良/極遅 菊花賞G1 484kg5人 14ｹﾞｰﾄ21頭 増沢末夫57.0 5-5-4-3 メジロデュレン 2着0.1 | 3走前 86.10.19 芝2200m 京 都 良/極遅 京都新聞杯G2 484kg2人 3ｹﾞｰﾄ13頭 増沢末夫57.0 3-3-2-2 タケノコマヨシ 4着0.3 | 4走前 86.09.28 芝2200m 中 山 良/遅36.5 セントライト記念G3 472kg1人 1ｹﾞｰﾄ9頭 増沢末夫56.0 3-3-2-2 レジェンドテイオー 4着0.5 |
[4-1-1-3/9]厩舎：高松邦男美浦
牡5歳生産：明和牧場
短評
今までに走ったレースの内容を考量すると、この距離は適距離とは言えないので、本来の力を出すことができるのかどうかは疑わしいところだ。
| 今回 | ベスト時 | |
|---|---|---|
| 1987年4月 | 時期 | 1986年6月(5走前) |
| 中山芝2500m右 | コース | 中京芝2000m左 |
| - | 馬場状態 | 良/極遅 |
7番/7頭 | 馬番 | 1番/18頭 |
| - | 戦法 | 差し12-12-9-7 |
中5週休み明け | ローテ | 中3週叩き4走目 |
| 448前走 | 馬体重 | 448-2 |
| 田面木博公 [4-0-1-1/6] | 騎手 | 田面木博公 [3-0-0-0/3] |
| 57.0kg | 斤量 | 57.0kg |
前走 87.02.28 芝2500m 中 山 良/遅36.6 筑波山特別900万下 448kg1人 5ｹﾞｰﾄ8頭 田面木博59.0 2-2-2-2 (リキサンキング) 1着-0.1 | 2走前 86.12.20 ダ2500m 中 山 稍/遅40.4 454kg1人 14ｹﾞｰﾄ17頭 柴田政人57.0 4-4-3-2 フォスタームサシ 2着0.2 | 3走前 86.11.30 芝2000m 中 山 良/稍遅37.3 452kg1人 8ｹﾞｰﾄ19頭 柴田政人57.0 8-8-2-1 エビスジョウジ 4着0.1 | 4走前 86.11.16 芝2500m 東 京 良/極遅 450kg2人 4ｹﾞｰﾄ10頭 田面木博55.0 3-3-3-4 サクラサニーオー 5着0.3 |
結果を出さなければならない立場だけに、理想通りの競馬をするのは簡単ではなさそうだが、この馬の実力を遺憾なく出せれば恥ずかしいレースにはならないだろう。