第40回 オールカマー (G3)
- コース
- 中山芝2200m外右
- 開催
- 4回中山4日
- レース番号
- 11R
- 馬場状態
- 本賞金（万円）
- 5300,2100,1300,800,530
- 付加賞（万円）
- 29.4,8.4,4.2
- 負担重量
- 馬齢
- クラス等区分
- 4歳以上オープン
- 条件
- (混合) (指定)
指数分析
直近5走の指数が最も高い馬
※海外と障害も含む直近5走のうち、国内で出走した距離が1500m以上の芝レースが対象。近走の指数が安定している馬
指数の上下幅（直近5走）
- ビワハヤヒデ
- ウイニングチケット
- トミシノポルンガ
- ロイスアンドロイス
- シャコーグレイド
- マイネルゼウス
レース結果
着順
枠馬番
タイム
着差
馬名
性齢/馬体重増減
騎手
斤量
オッズ
人気
通過順位
上がり/前3F
調教師
馬主
ラップ分析
- ハロンタイム
- 13.0-12.1-13.2-12.6-12.8-12.2-11.5-11.7-11.8-11.6-12.0
レースペース
通過順位
- 1コーナー
- 5,8,1,2,4,3-6,7
- 2コーナー
- 5,8(1,2)(3,4)-(6,7)
- 3コーナー
- (*5,8)2,3,7(1,4)6
- 4コーナー
- (5,*8)3(2,7)(1,6,4)
気象
- 天候
- 晴26.6℃
- 風
- 東北東2.0m
馬場速度
支持率（オッズをもとに概算）
単勝馬連| 単勝 | 8 | 120円 | 1番人気 |
|---|---|---|---|
| 複勝 | 3 | 100円 | 1番人気 |
| 5 | 140円 | 3番人気 | |
| 8 | 100円 | 2番人気 | |
| 枠連 | 3-8 | 130円 | 1番人気 |
レース展開
ロイスアンドロイスが馬群を率いる展開、2番手の位置にビワハヤヒデが続く
ハナを切ったのはロイスアンドロイス。後続を1馬身ほど離して一団を引っ張っていく。単独の2番手にビワハヤヒデが続く。そのすぐ後ろ、ハセカツトップが3番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、トミシノポルンガは中団前寄り。ウィナーズステージは中団後方の位置。後方3番手で腰を落ち着けて運ぶのはウイニングチケット。その少し後ろ、後方2番手の位置でじっと我慢して脚を溜めるのはマイネルゼウス。どん尻にシャコーグレイドがいる隊列で最初のコーナーを通過。
オールカマー、ビワハヤヒデが途中でハナを奪い、そのまま後続を封じる堂々とした横綱相撲で4連勝で7つ目の重賞タイトルを奪取
先頭はビワハヤヒデでリードは半馬身。2番手にロイスアンドロイスが続く。その後ろ、ウイニングチケットが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。
直線コースに入って、抜け出したのは1番人気のビワハヤヒデ。そのままビワハヤヒデが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に1馬身3/4の差をつけてトップでゴールへと飛び込んだ。2着には、3番手の位置から迫力のある伸び脚で猛進した2番人気のウイニングチケットが続き、2着と1馬身差の3着には、2番手の位置からじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したロイスアンドロイスが入った。
簡易出走表
枠馬番性齢馬名
オッズ
騎手斤量調教師所属
馬体重
出走馬の個別分析
※クリックまたはタップで各項目に移動[8-4-3-14/29]厩舎：大山一男小林
牡6歳生産：北洋牧場
| 今回 | ベスト時 | |
|---|---|---|
| 1994年9月 | 時期 | 1991年1月(29走前) |
| 中山芝2200m外右 | コース | 大井ダ1000m |
| - | 馬場状態 | 良 |
1番/8頭 | 馬番 | 7番/12頭 |
中12週休み明け | ローテ | - |
| 555前走 | 馬体重 | 521 |
| 的場文男 [5-2-2-6/15] | 騎手 | 的場文男 (初騎乗) |
| 56.0kg | 斤量 | 54.0kg |
前走 94.06.23 ダ2500m 大 井 良 555kg4人 12ｹﾞｰﾄ13頭 的場文男57.5 ノーブルウイナー 6着0.6 | 2走前 94.05.20 ダ1900m 浦 和 良 548kg2人 5ｹﾞｰﾄ7頭 的場文男58.0 サクラハイスピード 4着0.2 | 3走前 94.03.30 ダ1900m 浦 和 良 547kg1人 7ｹﾞｰﾄ11頭 的場文男58.0 ケイシュウタイム 2着0.0 | 4走前 94.03.10 ダ2400m 船 橋 不 544kg3人 8ｹﾞｰﾄ9頭 的場文男56.5 (ヤマノセイコー) 1着-1.0 |
[14-3-2-6/25]厩舎：加藤健笠松
牡5歳生産：小松 隆弘
短評
相手候補という観点で見れば拾っておきたい一頭といえるが、馬券の軸となるとやや頼りない。大回りの芝コースは初出走。
| 今回 | ベスト時 | |
|---|---|---|
| 1994年9月 | 時期 | 1994年1月(4走前) |
| 中山芝2200m外右 | コース | 阪神ダ1800m右 |
| - | 馬場状態 | 良/極遅 |
2番/8頭 | 馬番 | 1番/16頭 |
| - | 戦法 | 差し8-9-8-5 |
中12週休み明け | ローテ | 中2週叩き2走目 |
| 442前走 | 馬体重 | 460-4 |
| 安藤勝己 [10-1-1-3/15] | 騎手 | 安藤勝己 [8-1-0-2/11] |
| 56.0kg | 斤量 | 57.0kg |
前走 94.06.25 芝2000m 中 京 良/稍遅35.3 442kg4人 3ｹﾞｰﾄ10頭 安藤勝己57.0 7-7-6-6 (キングファラオ) 1着-0.2 | 2走前 94.05.05 芝2000m 中 京 良 452kg2人 6ｹﾞｰﾄ11頭 安藤勝己57.0 (ヒデノデュレン) 1着-0.4 | 3走前 94.04.12 ダ2000m 大 井 良 459kg4人 4ｹﾞｰﾄ16頭 安藤勝己56.0 スタビライザー 7着0.4 | 4走前 94.01.15 ダ1800m 阪 神 良/極遅38.7 平安SG3 460kg6人 1ｹﾞｰﾄ16頭 安藤勝己57.0 8-9-8-5 トーヨーリファール 3着0.2 |
[6-0-2-4/12]厩舎：伊藤雄二栗東
牡4歳生産：藤原牧場
短評
揉まれても怯まないガッツが本馬の長所と言える部分で、少々馬群が密集する競馬になったとしても、気持ちが萎えてパッタリと止まる様な事はおそらくないだろう。距離延長時(200m以上)の芝コース成績[3-0-1-0/4]。
| 今回 | ベスト時 | |
|---|---|---|
| 1994年9月 | 時期 | 1993年5月(6走前) |
| 中山芝2200m外右 | コース | 東京芝2400m左 |
| - | 馬場状態 | 良/遅 |
3番/8頭 | 馬番 | 10番/18頭 |
| - | 戦法 | 差し12-11-7-5 |
中10週休み明け | ローテ | 中6週休み明け |
| 456前走 | 馬体重 | 458-2 |
| 武豊 (初騎乗) | 騎手 | 柴田政人 [2-0-0-2/4] |
| 57.0kg | 斤量 | 57.0kg |
前走 94.07.10 芝2000m 中 京 良/極遅36.8 高松宮杯G2 456kg1人 5ｹﾞｰﾄ13頭 柴田善臣59.0 7-7-10-10 ナイスネイチャ 5着1.0 | 2走前 93.12.26 芝2500m 中 山 良/標準36.7 有馬記念G1 462kg3人 11ｹﾞｰﾄ14頭 柴田政人55.0 5-5-4-3 トウカイテイオー 11着1.7 | 3走前 93.11.28 芝2400m 東 京 良/遅35.9 ジャパンCG1 460kg4人 2ｹﾞｰﾄ16頭 柴田政人55.0 7-6-6-6 レガシーワールド 3着0.2 | 4走前 93.11.07 芝3000m 京 都 良/極遅35.3 菊花賞G1 470kg2人 9ｹﾞｰﾄ18頭 柴田政人57.0 6-6-7-5 ビワハヤヒデ 3着1.0 |
[5-5-4-25/39]厩舎：久保与造小林
牡5歳生産：前田 幸一郎
短評
本馬の距離適性を勘案すると、400mの距離延長はいい方に出そうだ。中3週以内のローテで芝コースを走るのは初めて。40戦目で生涯初の芝レース。
| 今回 | ベスト時 | |
|---|---|---|
| 1994年9月 | 時期 | 1991年7月(39走前) |
| 中山芝2200m外右 | コース | 大井ダ1000m |
| - | 馬場状態 | 良 |
4番/8頭 | 馬番 | 3番/5頭 |
中3週叩き2走目 | ローテ | - |
| 480前走 | 馬体重 | 465 |
| 張田京 [2-3-1-11/17] | 騎手 | 鈴木啓之 (初騎乗) |
| 56.0kg | 斤量 | 53.0kg |
前走 94.08.30 ダ1800m 大 井 良 480kg5人 6ｹﾞｰﾄ10頭 張田京53.0 ツキノイチバン 4着1.4 | 2走前 94.06.08 ダ1800m 大 井 良 475kg5人 15ｹﾞｰﾄ15頭 張田京56.0 グローリータイガー 2着0.0 | 3走前 94.05.16 ダ1800m 大 井 良 475kg8人 10ｹﾞｰﾄ13頭 秋田実53.0 トチノミネフジ 5着1.2 | 4走前 94.05.03 ダ1600m 船 橋 良 480kg5人 3ｹﾞｰﾄ8頭 秋田実56.0 ミロードボーイ 3着0.4 |
[3-9-3-3/18]厩舎：松山康久美浦
牡4歳生産：社台フアーム
短評
有力馬の一角に名を連ねる一頭であることは明らかだが、何かひと押しが足りない感が拭えないのも確かで、今回は陣営の手腕、そして騎手の騎乗技術が結果を大きく左右しそうだ。戦法が逃げか先行のときの芝コース成績[1-3-0-0/4]。
| 今回 | ベスト時 | |
|---|---|---|
| 1994年9月 | 時期 | 1994年5月(3走前) |
| 中山芝2200m外右 | コース | 東京芝1800m左 |
| - | 馬場状態 | 良/遅 |
5番/8頭 | 馬番 | 12番/15頭 |
| - | 戦法 | 差し9-9-4 |
中6週休み明け | ローテ | 中3週叩き2走目 |
| 490前走 | 馬体重 | 502-2 |
| 横山典弘 [1-0-0-1/2] | 騎手 | 後藤浩輝 [1-1-0-0/2] |
| 57.0kg | 斤量 | 57.0kg |
前走 94.08.06 芝2000m 札 幌 良/極遅35.2 490kg1人 4ｹﾞｰﾄ9頭 横山典弘57.0 3-2-2-2 (キョウワアリシバ) 1着0.0 | 2走前 94.06.11 芝1800m 東 京 良/極遅34.2 エプソムCG3 498kg2人 6ｹﾞｰﾄ14頭 後藤浩輝55.0 11-12-8 ワコーチカコ 8着0.4 | 3走前 94.05.29 芝1800m 東 京 良/遅36.1 502kg1人 12ｹﾞｰﾄ15頭 後藤浩輝57.0 9-9-4 (ベルシャルマンテ) 1着-0.1 | 4走前 94.05.07 芝2000m 東 京 良/極遅37.0 504kg4人 8ｹﾞｰﾄ16頭 後藤浩輝56.0 6-8-6 サクラリュウセイ 2着0.2 |
[1-2-0-8/11]厩舎：稲葉隆一美浦
牡3歳生産：前川 義則
短評
過去のレース内容を鑑みると、今回の距離は適距離よりも長いはずなので、十分に力を出すことができるのかどうかは疑問が残るところだ。長距離(1900m以上)の芝コース成績[0-0-0-5/5]。
| 今回 | ベスト時 | |
|---|---|---|
| 1994年9月 | 時期 | 1993年12月(8走前) |
| 中山芝2200m外右 | コース | 中山芝1600m外右 |
| - | 馬場状態 | 良/遅 |
6番/8頭 | 馬番 | 14番/14頭 |
| - | 戦法 | 差し7-8-11 |
中19週休み明け | ローテ | 中14週休み明け |
| 450前走 | 馬体重 | 448+2 |
| 木幡初広 [1-2-0-7/10] | 騎手 | 木幡初広 [1-2-0-0/3] |
| 55.0kg | 斤量 | 54.0kg |
前走 94.05.08 芝2000m 東 京 良/極遅37.6 NHK杯G2 450kg16人 10ｹﾞｰﾄ16頭 木幡初広56.0 9-10-10 ナムラコクオー 12着2.2 | 2走前 94.04.17 芝2000m 中 山 良/稍速37.8 皐月賞G1 450kg18人 18ｹﾞｰﾄ18頭 木幡初広57.0 6-8-11-13 ナリタブライアン 14着2.5 | 3走前 94.03.19 芝2000m 中 山 良/極遅36.5 若葉SOP 450kg14人 11ｹﾞｰﾄ16頭 木幡初広56.0 6-4-6-5 オフサイドトラップ 9着1.1 | 4走前 94.02.26 芝1600m 中 山 良/稍遅37.7 クロッカスSOP 450kg7人 13ｹﾞｰﾄ13頭 柴崎勇55.0 10-9-9 フジノマッケンオー 9着1.9 |
[2-8-4-21/35]厩舎：矢野照正美浦
牡6歳生産：川島牧場
短評
このところスランプに陥っていたが、前走では復調気配が窺えるような悪くない内容を見せており、だんだんといい時のような勢いを取り戻しつつあるようだ。本レースは一昨年9着。
| 今回 | ベスト時 | |
|---|---|---|
| 1994年9月 | 時期 | 1991年4月(29走前) |
| 中山芝2200m外右 | コース | 中山芝2000m右 |
| - | 馬場状態 | 稍/遅 |
7番/8頭 | 馬番 | 2番/18頭 |
| - | 戦法 | 追込17-17-13-10 |
中18週休み明け | ローテ | 中4週叩き2走目 |
| 474前走 | 馬体重 | 456-2 |
| 江田照男 [0-0-0-4/4] | 騎手 | 蛯名正義 (初騎乗) |
| 56.0kg | 斤量 | 57.0kg |
前走 94.05.15 芝2200m 新 潟 良/極遅35.5 新潟大賞典G3 474kg5人 5ｹﾞｰﾄ14頭 江田照男55.0 14-13-5-4 ゴールデンアワー 4着0.4 | 2走前 94.02.20 芝2500m 東 京 良/極遅35.1 目黒記念G2 478kg6人 1ｹﾞｰﾄ13頭 江田照男55.0 13-13-11-11 ナリタタイシン 7着0.4 | 3走前 94.01.23 芝2200m 中 山 良/極遅35.2 476kg10人 1ｹﾞｰﾄ14頭 江田照男57.0 14-14-14-14 マチカネタンホイザ 9着0.8 | 4走前 94.01.05 芝2000m 中 山 良/遅36.9 金杯G3 472kg5人 5ｹﾞｰﾄ12頭 柴田政人56.0 10-8-7-8 ヒダカハヤト 12着1.9 |
[9-5-0-0/14]厩舎：浜田光正栗東
牡4歳生産：早田牧場新冠支場
短評
テンの加速力はメンバー中トップクラスで、出遅れさえしなければ好位のポジションを奪取できるはずだ。長距離(1900m以上)の芝コース成績[6-3-0-0/9]。
| 今回 | ベスト時 | |
|---|---|---|
| 1994年9月 | 時期 | 1993年9月(6走前) |
| 中山芝2200m外右 | コース | 阪神芝2000m右 |
| - | 馬場状態 | 良/極遅 |
8番/8頭 | 馬番 | 1番/9頭 |
| - | 戦法 | 先行2-2-2-2 |
中14週休み明け | ローテ | 中17週休み明け |
| 474前走 | 馬体重 | 478+4 |
| 岡部幸雄 [6-3-0-0/9] | 騎手 | 岡部幸雄 [1-2-0-0/3] |
| 57.0kg | 斤量 | 56.0kg |
前走 94.06.12 芝2200m 阪 神 良/遅35.0 宝塚記念G1 474kg1人 13ｹﾞｰﾄ14頭 岡部幸雄56.0 4-3-3-1 (アイルトンシンボリ) 1着-0.8 | 2走前 94.04.24 芝3200m 阪 神 稍/極遅36.5 天皇賞（春）G1 476kg1人 11ｹﾞｰﾄ11頭 岡部幸雄58.0 2-2-2-2 (ナリタタイシン) 1着-0.2 | 3走前 94.02.13 芝2200m 阪 神 稍/極遅37.0 京都記念G2 478kg1人 6ｹﾞｰﾄ10頭 岡部幸雄59.0 2-2-2-2 (ルーブルアクト) 1着-1.1 | 4走前 93.12.26 芝2500m 中 山 良/標準35.3 有馬記念G1 482kg1人 13ｹﾞｰﾄ14頭 岡部幸雄55.0 4-3-2-2 トウカイテイオー 2着0.1 |
前走が適距離よりもやや長いところでの競馬だったことを考えると、300mの距離短縮はプラスに働く可能性が高そうだ。30戦目で初めての芝レース。