白富士ステークス

レース展開

ボストンエンペラーが全馬を率いる形、その直後に続くビッグマキバオーとサイレントキラー

ボストンエンペラーが主導権を握り、後続との差を1馬身ほど確保して馬群を引っ張っていく。2番手にビッグマキバオーとサイレントキラーが並ぶ。その直後、マイネルナポレオンが4番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはサイレントセイバー、ナイスデザート、マルゴウィナーら3頭。その1馬身後ろ、マグマノイカリ、アイシャルテイオー、マコトタイタンらは中団やや前。デピュティーアイスは中団後方の位置。ポートフラッシュは後方5番手で虎視眈々と機を待つ。セザンファイターは後方4番手に控えて他馬の様子を見ながらの競馬。後方3番手でジックリと折り合いをつけるのはアンコールステージ。最後尾にオトメザとイブキウッドマンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

白富士S、デピュティーアイスが中位からキレのある差し脚を発揮して前方の馬達を一気に交わす

先頭はボストンエンペラーでリードは1馬身。単独の2番手にサイレントキラーが続く。そのすぐ後ろ、ビッグマキバオー、マイネルナポレオン、マルゴウィナーらが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、6番手から抜け出したのはサイレントセイバー。そのまま押し切るかに見えたが、中団にいた1番人気のデピュティーアイスが目の覚めるような末脚を弾けさせ前にいた7頭を差し切り、最後は後続に1馬身1/4の差をつけて勝利を決めた。2着には、中団前目の位置からしぶとく脚を伸ばしたサイレントセイバーが続き、2着とクビ差の3着には、同じく中団前目の位置から力強いフットワークでゴールまで走り切ったナイスデザートが入った。そこからクビ差遅れた4着には、好位で直線を迎えたマイネルナポレオンが入線、さらに3/4馬身差の5着には、2番手にいたサイレントキラーが食い込んだ。2番人気のアイシャルテイオーは中団後方にいたがあとひと押しが利かず7着に敗れた。