第53回 関屋記念 (G3)

レース展開

エイシンティンクルが馬群を引き連れる形、直後の2番手にスターオブペルシャとウインガニオンが取り付く

端をきったのはエイシンティンクル。リードを1馬身ほどキープして集団を牽引。2番手にスターオブペルシャとウインガニオンが並ぶ。その後ろ、ヤングマンパワーが4番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはショウナンアンセム。その1馬身後ろ、フロンティアとロードクエストは中団やや前。チャンピオンルパンは中団馬群の真ん中付近を追走。ベルキャニオンとプリモシーンは中団後方の位置取り。リライアブルエースとロッカフラベイビーは後方4番手に待機して他馬の様子を見ながらの競馬。後方2番手の位置でひっそりと力を温存するのはジョーストリクトリとチェッキーノ。少し離れたシンガリにワントゥワンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

関屋記念、プリモシーンが中位から切れ味のいい差し脚を発揮して前方の各馬をまとめてねじ伏せる

先頭はエイシンティンクルでリードは1馬身。単独の2番手にスターオブペルシャが続く。そのあと、ウインガニオンが3番手。そのすぐ後ろ、ショウナンアンセムが4番手。1馬身離れて、ヤングマンパワーが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、中団にいた1番人気のプリモシーンが自慢の末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は前に迫る勢いで急追してきたワントゥワンをクビ差で封じて勝利を決めた。2着のワントゥワンから1馬身1/4差の3着には、逃げ粘ったエイシンティンクルが入った。そこから1馬身半遅れた4着には、先行勢の後ろで直線を迎えたヤングマンパワーが入線、さらに3/4馬身差の5着には、中団前目にいたロードクエストが食い込んだ。2番人気のリライアブルエースは中団後方にいたがあとひと押しが利かず6着に敗れた。