チャーチルダウンズ競馬場杯

レース展開

トウカイボーイとサウスヤクモ

トウカイボーイとサウスヤクモが並んで逃げる形となり、後続を1馬身ほど離してレースを進める。ハウマーナが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはラディヴィナ。その1馬身後ろ、デルマキミノナハは中団前寄り。トチノマリリンは中団馬群のちょうど真ん中を追走。デトロイトスターは中団後方の位置取り。そのあと、サトノワイバーンが8番手。ジュンゲルは後方4番手で虎視眈々と機をうかがう。後方3番手でじっくりと折り合い重視で運ぶのはシゲルミマサカ。後方2番手の位置で息を潜めて力をタメるのはキラパワー。最後方にアヴァールがいる隊列で最初のコーナーを通過。

チャーチルダウンズ競馬場杯、ラディヴィナが類まれなレースセンスを活かした手堅い走りで断然人気に応える

先頭はトウカイボーイでリードは1馬身。単独の2番手にハウマーナが続く。そのあと、ラディヴィナが3番手。1馬身離れて、トチノマリリン、デルマキミノナハ、サウスヤクモらが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、依然として先頭で粘り続けるトウカイボーイ。そのまま押し切るかに見えたが、絶好位にいた1番人気のラディヴィナが次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は後続に1馬身半の差をつけてトップでゴールインした。2着には、逃げ粘ったトウカイボーイが続き、2着と3馬身差の3着には、2番手の位置から天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したハウマーナが入った。そこから1馬身半遅れた4着には、先行勢の後ろで直線を迎えたデルマキミノナハが入線した。2番人気のサトノワイバーンは中団前目にいたが伸びきれず5着に敗れた。