第2回 東京スプリング盃 (S3)

レース展開

ジーエスライカーが端を切る形、そのすぐ後ろを進むフジノウェーブ

先手を奪ったのはジーエスライカー。後続との差を1馬身ほどキープしてレースを引っ張っていく。単独の2番手にフジノウェーブが続く。その後ろ、ケイアイゲンブが3番手の絶好位につける。続いて、スーパーヴィグラスは好位に収まる。先団後ろのポジションにいるのはクレイアートビュンとケイアイジンジン。その1馬身後ろ、ヤサカファインは中団やや前。ブライトフェースは中団馬群のど真ん中を追走。ディアーウィッシュは中団後方の位置取り。ラインジュエルは後方5番手に控えて虎視眈々と機を待つ。エフテーストライクは後方4番手に待機して前の動きを静観。後方2番手の位置でじっとして力を溜めるのはエネルマオーとディアヤマト。殿にグラストップガンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

東京スプリング盃、フジノウェーブが古馬の地力を見せる様な迫力満点の走りで勝利数を21に伸ばす

先頭はジーエスライカーでリードは1馬身。単独の2番手にフジノウェーブが続く。そのあと、ケイアイジンジンが3番手。その後ろ、ケイアイゲンブが4番手。1馬身離れて、クレイアートビュンが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、依然として先頭で粘り続けるジーエスライカー。そのまま押し切るかに見えたが、2番手にいたフジノウェーブが鬼脚を爆発させて先頭に立ち、最後は後続に2馬身の差をつけて勝利を手にした。2着には、逃げ粘ったジーエスライカーが続き、2着とアタマ差の3着には、中団前目の位置から電光石火の末脚を繰り出した2番人気のヤサカファインが入った。そこから2馬身遅れた4着には、好位で直線を迎えた1番人気のケイアイゲンブが入線、さらに2馬身半差の5着には、中団にいたディアーウィッシュが食い込んだ。