第118回 天皇賞（秋） (G1)

レース展開

サイレンススズカが先頭に立つ形、やや差があってサイレントハンターが続く

サイレンススズカが端を奪う形となり、後続との差を5馬身以上キープして馬群を引っ張っていく。単独の2番手にサイレントハンターが続く。少し空いて、オフサイドトラップが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはステイゴールド。その1馬身後ろ、テイエムオオアラシは中団前目。メジロブライトとランニングゲイルは中団馬群の真ん中あたりを併走。シルクジャスティスとグルメフロンティアは中団後方の位置取り。後方3番手で腰を据えて折り合いをつけるのはサンライズフラッグ。後方2番手の位置で息を潜めて脚を溜めるのはゴーイングスズカ。ポツンと離れたどん尻にローゼンカバリーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

天皇賞（秋）、オフサイドトラップがベテラン馬のプライドを見せる様な渾身の走りで秋の盾を奪取

先頭はサイレントハンターでリードは2馬身以上。2番手にオフサイドトラップとメジロブライトが続く。その直後、ステイゴールドが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、2番手にいたオフサイドトラップが勢いよく末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は後続に1馬身1/4の差をつけてトップでゴールに飛び込んだ。2着には、4番手の位置から上々の伸びを見せたステイゴールドが続き、2着と3馬身差の3着には、後方3番手の位置からじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したサンライズフラッグが入った。そこからアタマ差遅れた4着には、途中から先頭に立ったサイレントハンターが入線した。2番人気のメジロブライトは2番手にいたがいいところなく5着に敗れた。