シドニートロフィー

レース展開

オルレアンノオトメが後続を牽引、少し離れた2番手に続くネヴァーフェイド、アクティビューティ、クリスティロマンス

オルレアンノオトメが果敢にハナを奪い、後続との差を2馬身以上キープして馬群を牽引。2番手にネヴァーフェイド、アクティビューティ、クリスティロマンスらが並ぶ。その後ろ、アスカトップレディ、ビコーペグー、イイデエースらが5番手の好位につける。その1馬身後ろ、コンカランは中団前目。トシザマキ、キクカラヴリイ、ザザらは中団後方の位置取り。ハッピーパレードは後方4番手に待機して進出の機をうかがう。少し間が空いて、後方3番手で腰を落ち着けて折り合いをつけるのはナムラボルテージ。後方2番手の位置でゆっくりと構えるのはメジロジェニファー。少し離れたシンガリにラインドリームがいる隊列で最初のコーナーを通過。

シドニーT、アスカトップレディが天与のレースセンスを駆使した見事な取り口で勝つ！

先頭はネヴァーフェイドでリードは半馬身。2番手にオルレアンノオトメとアクティビューティが続く。その後ろ、アスカトップレディが4番手。1馬身離れて、イイデエースとクリスティロマンスが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、依然として先頭で粘り続けるネヴァーフェイド。そのまま押し切る態勢だったが、絶好位にいた1番人気のアスカトップレディが鋭く末脚を伸ばしてネヴァーフェイドを差し切ると、最後は半馬身の差をつけてトップでゴールに入った。2着のネヴァーフェイドから1馬身半差の3着には、中団後方の位置から息の長い末脚を繰り出した14番人気のキクカラヴリイが入った。そこから半馬身遅れた4着には、同じく中団後方で直線を迎えたハッピーパレードが入線、さらにクビ差の5着には、中団にいたコンカランが食い込んだ。2番人気のクリスティロマンスは先行勢の後ろにいたがいいところなく8着に敗れた。