エリカ賞

レース展開

サイモンサンバ、ラララ、グラムデイジー

ラララ、グラムデイジー、サイモンサンバら3頭が並んで端に立ち、後続との差1馬身ほど確保してレースを牽引。ディライラとキャメポートが4番手の好位につける。その1馬身後ろ、ハイコロラトゥーラは中団前寄り。サクラアルテミスは中団後方の位置取り。ヴォロンティエは後方4番手に待機して前方各馬の出方をうかがう。後方2番手の位置でひっそりと力を温存するのはルーアリンドとヴェロニク。シンガリにカンノンリリーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

エリカ賞、ハイコロラトゥーラが大胆なマクリを見せて3勝目を収める

先頭はハイコロラトゥーラでリードは1馬身。単独の2番手にディライラが続く。そのすぐ後ろ、ラララが3番手。1馬身離れて、キャメポートが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、依然として先頭を走る2番人気のハイコロラトゥーラ。そのままハイコロラトゥーラが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は段々と追い迫ったキャメポートをクビ差で封じて勝利した。2着のキャメポートから1馬身差の3着には、3番手の位置から稟賦の負けじ魂を発揮してゴールまで力戦したラララが入った。そこから3/4馬身遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたヴォロンティエが入線した。1番人気のディライラは2番手にいたが失速して7着に敗れた。