第21回 ラジオたんぱ杯2歳ステークス (G3)

レース展開

シルクネクサスが馬群をリードする展開、少し離れた2番手をヴァーミリアンが追走

シルクネクサスが主導権を奪う恰好となり、後続との差を2馬身以上保って馬群を先導。単独の2番手にヴァーミリアンが続く。その直後、ケイアイヘネシーが3番手の絶好位につける。少し間が空いて、マイネルシルバートは中団やや前。さらに2馬身以上差があって、ローゼンクロイツは中団馬群の真ん中あたりを追走。グランロワイヤルは中団後方の位置取り。後方3番手で腰を据えて折り合いをつけるのはアドマイヤジャパン。後方2番手の位置でじっと我慢して脚を溜めるのはシックスセンス。殿にトーセンマエストロがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ラジオたんぱ杯2歳S、ヴァーミリアンが持ち前の先行力を活かした好位追走の立ち回りで重賞初挑戦初制覇を果たす

先頭はシルクネクサスでリードは1馬身。単独の2番手にヴァーミリアンが続く。その後ろ、ケイアイヘネシー、マイネルシルバート、ローゼンクロイツらが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、2番手にいた2番人気のヴァーミリアンが一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は後続に1馬身の差をつけて勝利を収めた。2着には、3番手の位置から持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばした1番人気のローゼンクロイツが続き、2着と半馬身差の3着には、中団後方の位置から力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったアドマイヤジャパンが入った。